ガラス板&デジタルGlue

データを準備しよう!

デジタルGlueをするには(2枚接着)、デジタル箔、デジタル蒔絵でご紹介したようにカラーデータ、カラーデータを白黒反転させたモノクロデータ、接着する面と同サイズのデータ(ブラック)が必要です。How to UVプリント「2階調データ作成」編をご覧になり、データをご準備ください。

※今回作成したサンプルは風景写真を使用しているため、Photoshopで編集しましたが、ロゴ等のベクターデータを使用する場合は、Illustratorでの編集だけでもOK。カラーがプリントされない(薄い)部分の色を黒一色で統一します。



RIP処理


ミマキのRIPソフト「RasterLink」を使ってプリントする。

RIP とは、Raster Image Processorの略で、簡単に言うと作ったデータをキレイ&正確にプリンタに送るためにデータを変換する技術のこと。

Raster Linkはそれをソフト上で行うことができるので「ソフトウェアRIP」と呼ばれています。
さらに、ミマキのプリンタを最大限活用するために様々な設定をこのソフト上で行うことができるのです。

RasterLinkの詳しい解説はこちらのページをご覧ください。



ガラス板にカラーデータをプリント


ガラス板のプリント位置がずれないように、下紙に同じサイズの枠をプリントします。
その後アルコールなどで指紋やホコリを拭き取りカラーのプリントをしましょう。



カラープリントしたガラス板にクリア層をプリント(印刷条件720×600 dpi 8 Pass)


接着面を平滑にするために、ガラスの接着面にクリアをプリントします。

カラーを印刷した際に出る僅かなギャップを無くす為、白黒反転のモノクロデータでカラープリントされていない部分、薄い部分にクリアプリントします。
※ カラー印刷時のインク層の厚みにより印刷条件を変更する必要があります。



同じくもう一枚のガラス板にもクリア


前のセクション同様、接着面を平滑にするためにクリアをプリントします。
接着面を綺麗にするためにも、ホコリ等の汚れは特に念入りに取りましょう。

Why?? ‐なぜ硬化クリア層が必要なのか?
ダイレクトに未硬化クリアを印刷すると、インクにムラが 発生してしまい、ガラス表面の平滑性が得られません。
硬化クリア印刷により平滑性の高いプライマー層が 形成されます。




画像左がダイレクトに未硬化クリアを引いた状態。右が硬化クリア層の上に 未硬化プライマーをプリント。


【未硬化】プライマーのプリント

クリアのプリントが終わったらいよいよ未硬化プライマーを2枚のガラス板全体にプリントします。

この際プリンタ側で、UVの照射をせずに、印刷のみにする設定をします。
プリンタを<ローカル>にし、
FUNCTION→セッテイ→ENTER→UVモード→UVモード:OFF
これで、印刷のみの設定ができました。
この上に接着する面と同じサイズのデータをプライマーに色置換し、印刷していきます。
未硬化プライマーの印刷設定
印刷条件: 720×1200dpi 16 Pass
重ね塗り: 2回
カラー調整:全体の濃度:-10(濃度全体)



ガラス板の貼りあわせ


片側から空気を抜きながらスライドさせるように重ねていきます。
ガラスを左右に動かして空気をしっかりと抜きましょう。
クリアとプライマーが手に付着しても良いように、手袋の使用をオススメします。





UV照射でプライマーを硬化


最後にUVモードを照射のみに設定し印刷、プライマーを硬化させて完成です!

再度、プリンタ側で設定を行います。

<ローカル>FUNCTION→セッテイ→ENTER→UVモード→UVモード:インサツナシ
これで、印刷をせずにUVランプだけを当てる設定になりました。
ガラスにUVランプを当て、ガッチリと固めましょう。



出来上がり!


プライマーで接着することにより気泡が入らず、綺麗な仕上がりにすることが出来ました。



更にもう一枚重ねると、、


プリントしたガラス板を重ねると更に立体的になり、芸術性が増しますね。



掲載されている内容について


  • 透明で厚みのあるものを印字する際には、反射光にお気をつけください。
    治具で端面を沈めることが必要です。 詳しくはこちらの資料をご覧ください。
  • 仕上がりは環境により異なります。事前に必ずテストを行ってください。
  • 掲載されている内容は予告なく変更となる場合があります。

使用した製品

Return to Content

ページの先頭へ戻る