株式会社神戸風月堂(兵庫県神戸市)

課題
改善
よりリアリティのあるパッケージでテンポ良くクライアントニーズに応えたい。
CJV30-60導入で納得のいくデザインになるまで短サイクルで何度も事前確認ができるようになった。

パッケージもお菓子の一部


左:大嶋通弘さん、右:藤村憲利さん

CJV30-60でお菓子パッケージの試作を内製化。 ポイントは、スピード、コスト、仕上がり品質!!

株式会社神戸風月堂(兵庫県神戸市)
(業種:和洋菓子の製造販売・喫茶・レストラン経営)

導入機器:CJV30-60

左:商品企画開発室 次長 大嶋通弘さん
右:商品企画開発室 企画開発課長 藤村憲利さん


神戸風月堂のロゴ

【株式会社神戸風月堂様について】

明治30年(1897年)創業の老舗菓子メーカー。昭和2年(1927年)に発表した“ゴーフル”が代表商品として、世代を超え多くのお客様に親しまれ全国各地に店舗を展開されています。

※神戸風月堂の正式社名は、かぜかんむりの中が百となります。

伝統商品を継承しながら新商品開発へのあくなき追求


ゴーフルのパッケージ

「ゴーフルの神戸風月堂」と言われるほどの歴史を持ち、創業期から伝統的に変わらぬ同商品は、“変わらぬ美味しさ”を守り続けるとともに、その包装パッケージ(包装紙、缶、個体包装)も、長期間に渡って同じものを使用し続けることで、“変わらぬ安心感”ひいてはブランドイメージをお菓子に宿らせています。

一方で新商品やバレンタインやハロウィンなどの季節商品、またはクライアントとのコラボレーション製品を企画開発し、“新しい美味しさ”“他にはない魅力”を追求したお菓子開発にも取り組まれています。そして、社内プレゼン及びクライアントへのプレゼン用として、食の美味しさに加えて、お菓子の包装袋から商品箱、陳列棚、POP等包装パッケージ全般の試作も全て自社内で製作されています。

これまでの業務課題


個体包装の印刷

商品サイクルも3ヶ月程度と短命に終わる企画商品の場合、企画開発から商品化されるまでのサイクルも短くなり、クライアントから支持を得るには、如何にテンポ良くニーズにお応えできるかが勝負のカギとなっていました。また、プレゼンの際には、よりリアリティのあるパッケージが要求され、CJV30-60導入前は、熱転写方式の卓上プリンタを利用していましたが、仕上がりに難があり、ときには外注試作もしていましたが、そこではスピードとコストの課題が残されていました。


CJV30-60導入の決め手


一番重視したのは「仕上がり」。プリントしてそのまま個体包装の試作が完成するだけでなく、ボール紙に貼り付けて菓子箱などの試作にも流用できる事、また透明メディアを用いて、缶に貼り付けると缶そのもののメタリック感を引き出した試作を作ることができる事等、本印刷での仕上がりに非常に近い完成品を得る事ができる点をご評価頂きました。

CJV30-60を導入した結果

以前はパッケージ試作を外注した場合、納品までに時間がかかり、準備に要する時間が制約されていたが、CJV30-60では、自分たちの納得のいくデザインになるまで何度も事前確認ができるようになった事が最大のメリットであり、コンパクトなので設置場所に困ることもなく、エコソルベントインクも臭気を気にすることなくオペレーションすることができ、短いサイクルで商品企画を行う事ができるようになったとの事です。

また、CMYKLcLm+白+シルバーの8色構成により、滑らかなグラデーションを再現し、メタリック調のデザインも具体化できるなど、クライアント様に提案できるバリエーションを拡大。試作から本生産に入るワークフローにおいても、印刷会社に試作とデータをそのまま提供する事でカラーマッチングにおける意思疎通もスムーズになったとの事です。

最後に

創業から百十余年の歴史をもつ老舗お菓子メーカー“神戸風月堂”様は、伝統の味を守るとともにパッケージデザインまでも自社で作り出す先進的でクリエイティブなお客様でした。

“パッケージもお菓子の一部”という信念を持って飽くなき挑戦を続けており、“新しい美味しさ”+“魅力的なパッケージ”を追求する神戸風月堂様のお菓子から、今後も目が離せません。

プレゼンテーション用に使用されたCJV30-60でのパッケージモックアップ


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企業・団体プロフィール

  • 名称株式会社神戸風月堂
  • 業種和洋菓子の製造販売・喫茶・レストラン経営
  • 住所〒650-0022神戸市中央区元町通3丁目3番10号
  • 電話番号TEL 078-321-5555 / FAX 078-321-5428
  • URLhttp://www.kobe-fugetsudo.co.jp/
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