メディアに関するFAQ

  • 水貼り施工の注意点は?
  • 温度・湿度条件によって、被着面と粘着面の残留水分が抜けにくくなり、十分な粘着力が発揮できず、浮きや剥がれが発生する場合があります。施工時は、十分ご注意していただき、スキージー(ヘラ)などで完全に水分を抜いて下さい。
  • アルミ複合板の繋ぎ箇所の処理は?
  • アルミ複合板の盤面に沿ってグラフィックスを断ち切りしてエッジ部分をよく加圧して貼り付けてください。被着体のアルミ複合板などは壁にがっちり固定しても、自然現象で必ず動きます。その為、一枚のメディアで貼りつけた場合、繋ぎ部分から裂ける、剥がれるなどトラブルが発生します。
  • 乾燥不十分だった場合のトラブルは?
  • ラミネートフィルムやベースフィルムの粘着剤に影響を及ぼす場合があります。
  • 印刷時の注意事項は?
  • 直接印刷面を素手で触ると、油脂、汚れが付着し、印刷不良になります。メディアを触る場合は白手をするなど直接印刷面に触れないようにして下さい。
  • 乾燥時間の目安は?
  • インクの種類、噴射量、使用するメディア、出力する時期によって異なりますが、最低でも24時間は印刷したシートを平らにしたり、つりさげたりして乾燥を行う必要があります。PET基材のメディアは、乾燥が悪い為、上記時間以上の乾燥時間を必要な場合があります。
  • 不燃材料の組み合わせは?
  • ミマキ指定のメディア、ラミネートフィルム、インク、基材(下地材)の組み合わせで防火認定書の写しを発行出来ます。上記指定の構成が一つでも抜けていたら認定書の発行は出来ません。
    ※詳しくは不燃材料の防火認定についてページをご参照ください。
  • 防火認定書の写しの発行手順を教えて下さい。
  • ①弊社ホームページより「国土交通省大臣認定不燃材料認定書の写し発行依頼書」をダウンロード
    ②発行依頼書を記入。
    ③設計図書のコピー又は施工指示書のコピーを添付
    ④アルミ樹脂複合板の材量証明書の添付又は金属板の種類の記入
    ※発行依頼書受理後、2~3日で郵送にてご依頼者様へお送り致します。
    ※詳しくは不燃材料の防火認定についてページをご参照ください。
  • 不燃材料はどこで使用?
  • 防火地域内にある看板、広告塔、装飾塔、その他、これらに類する工作物で、建築物の屋上に設けるものまたは高さ3mを超えるものは、その主要部分を不燃材料で造り、または覆わなければならないことが防火地域内で不燃材料使用が義務付けられています。
    ※詳しくは不燃材料の防火認定についてページをご参照ください。
  • 「防炎」という名前が付いているメディア、バナー等を使って印刷をしたら、自分で防炎認定を取らなくても良いのでしょうか?
  • メディア単体で防炎認定が取れているということです。印刷をした場合はその印刷物に対しての防炎認定をお客様に取って頂くことになります。
  • キャスト塩ビとカレンダー塩ビの違いは?
  • 【キャスト塩ビ】
    もともと硬い物質である塩ビを粒状にしたものを多量の溶剤(可塑剤)に入れて溶かし液状にする。この液状を特殊なフィルムの上に平にし、熱風乾燥機の中を通過させることで可塑剤を揮発させ、最後に残る薄い膜状のもの(フィルム)がキャスト製法により製造される塩ビフィルム。
    ≪特長≫
    ・薄いフィルムの生産に適している。
    ・圧力を掛けずフィルムを生産する為、寸法安定性に優れている。
    ・幅の広いシート・量産には不向きである。
    ・高コスト

    【カレンダー塩ビ】
    もともと硬い物質である塩ビの粒に少量の可塑剤をかけ、多少柔らかくなったものを数本のロール状のような棒で圧力をかけて薄く製膜されて出来上がるフィルムがカレンダー製法により製造されるフィルム。
    ≪特長≫
    ・薄いフィルムの生産が不向きである。
    ・圧力を掛けフィルムを生産する為、塩ビフィルムの収縮があります。
    ・幅の広いシート・量産に優れている。
    ・低コスト

1 2 3 |

Return to Content

ページの先頭へ戻る