フルカラー3Dプリントサービス開始のお知らせ

お知らせ

世界初 フルカラーUV硬化インクジェット方式

フルカラー3Dプリントサービス

『表現力に差がつくフルカラー3Dプリント』


 株式会社ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、代表取締役社長/小林 久之)は、UV硬化インクジェット方式でフルカラー3Dプリントを実現させた世界初の3Dプリンタを開発しており、連結子会社の株式会社グラフィッククリエーション(本社/長野県東御市、取締役社長/松永 信隆、以下GCC)におきまして、9月11日からフルカラー3Dプリントサービスを開始いたします。

 近年、3Dプリンタ市場は2013年からの「3Dプリンタブーム」を経て黎明期から成長期へと移行し、今後も年間30%以上の成長が続くと予想しております。特に産業用途では、最終製品のマスカスタマイズ生産を実現する手段として期待されております。また、ホビー、記念品などコンシューマ向けのカスタムメイドの需要も拡大しております。
 市場が成長期に移行することで、より『美しい色表現』 『精細で美しい造形』の要望が高くなると考えております。当社では、業務用インクジェットプリンタの開発、製造で独自に培ったインク吐出技術、インク技術、色表現を活かし高発色で美しい色表現・高精細で美しい造形を実現する『表現力に差がつくフルカラー3Dプリンタ』の開発を行っております。製品の発売に先立ち、市場のニーズを捉え、製品に反映させるためにGCCでのプリントサービスを本日、9月11日より開始いたします。


1.当社3Dプリンタ特長

1,000万色以上のフルカラーで『美しい色表現』が可能に

 UV硬化インクを使用した当社独自の着色方式により、高発色で鮮やかなフルカラー表現を実現しました。ICCプロファイルに対応し、優れた色表現を可能にしました。 1,000万色以上のフルカラーでこれまでにない3Dプリント造形をご提供いたします。

細かなディテールまで再現する『精細で美しい造形』

 当社がインクジェットプリンタの開発、製造で培ったインク吐出技術で、正確なインクの着弾を実現。さらに、高精細な造形に適したインクを開発することで、文字、線、写真など微細なテクスチャもシャープなエッジで表現できます。また、積層ピッチが細かく積層縞の少ない滑らかな造形を可能にしています。

カラーインク+クリアインクで広がる表現の可能性

 クリアインクを搭載。単体で使用すれば透明表現が可能。カラーインクと組み合わせると有色スケルトンや内部構造の可視化など、『石膏方式』では実現出来ない表現を可能にします。


◎販売開始予定  2016年秋
◎販売予定価格  未定


2.出力サービス

 当社連結子会社の株式会社グラフィッククリエーションにおきまして、当社インクジェットプリンタの試作機を使用した出力サービスを開始しております。これまでにない高発色で鮮やかなフルカラー3Dプリントを体験していただけます。

1)造形サイズ

■ 最大造形サイズ:X 290mm、Y 190mm、Z 149mm
■ 最少造形サイズ:X 10mm、Y 10mm、Z 10mm


最大造形サイズ

2)価格


■ 参考価格

3辺合計の長さ
幅(X)+奥行き(Y)+高さ(Z)
3Dプリンタ出力料金
(税抜き)
30mm(最少) ¥18,000
31~50mm ¥21,000
51~100mm ¥33,000
101~150mm ¥55,000
151~200mm ¥91,000
201~250mm ¥145,000
251~300mm ¥220,000
301~350mm ¥320,000

X Y Z

1.上記金額には、3Dプリント用データ処理費、サポート材除去が含まれています。
   ※データ作成費(CAD化、3D撮影、etc)は含まれておりません。
2.上記金額は参考価格になります。データ入稿後、正式な金額をお知らせします。
3.納期については、データ入稿後2週間になります。
4.パッケージ・梱包・輸送費は別途かかります。
5.正式受注後のキャンセルは原則お受けしておりません。


3)石膏との比較

高発色で鮮やかな色味と滑らかな仕上がりを実現することで表現力豊かな造形が可能です。

  石膏 ミマキ
造形の仕組み
インクの浸透をコントロールできない
造形の仕組み-石膏
①プリントヘッドから結合剤を噴射
②結合剤が石膏の粉末に浸透していって固まる
インクの着弾を正確にコントロール
造形の仕組み-ミマキ
①プリントヘッドからインクを噴射
②インクのレイヤーの上にインクを重ねていく
色数 約600万色 約1000万色
発色 × 石膏の粉末が表面に表れインクの本来の色味より白けた印象 ○ インク本来の色味が出て高発色で鮮やか
画質 × インクのコントロールができず、細かい文字や線は滲んてしまう ○ インクを正確にコントロールできるので、細かい文字や線もシャープ表現
造形精度 × インクのコントロールができず、精度は粗い ○ インクの着弾精度が高く、高精細な造形が可能
表面仕上がり × 積層縞が目立ち、表面がザラザラしている ○ 積層縞が少なく、滑らかな表面
造形強度 × 大変脆く、肉厚が薄い造形はできない ○ 肉厚が薄い造形も可能な十分な強度
造形速度 ○ 積層ピッチが大きいので造形速度は速い △ 細かな積層ピッチで高精細な造形をするため、造形速度は石膏に劣る
造形物 造形物-石膏 造形物-ミマキ

■当社3Dプリンタ造形物


当社3Dプリンタ造形物



◎お問い合わせ先


<3Dプリンタについて>
 株式会社ミマキエンジニアリング
 グローバルマーケティング部 所 康武
 住所:長野県東御市滋野乙1628-1  TEL:0268-64-2281 / FAX:0268-80-0041

<出力サービスについて>
 株式会社グラフィッククリエーション
 白倉 厚
 住所:長野県東御市滋野乙2182-3  TEL:0268-64-6500 / FAX:0268-64-6501


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