プリント&カット - 概要
RasterLink7では、プリント&カット機やカッティングデバイスに対して、以下のような方法でカットデータを出力することができます。
プリント&カット機に直接出力
プリント&カット機(CJV/UCJVシリーズ)に対して、プリントデータとカットデータを直接出力します。
本章にて設定を説明します。
カッティングデバイスに直接出力
RasterLink7に登録したプリンターに対してカッティングデバイスを紐づけ、そのデバイスに対して直接カットデータを出力します。
本章にて設定を説明します。
CuttingLinkを経由してカッティングデバイスに出力
カットするデータを印刷する際、IDデータを一緒に印刷し、後でそのIDデータを元にカットする機能を「IDカット」と言います。
カットデータを管理し、IDデータと紐づけてカッティングデバイスへ出力するソフトウェアが「CuttingLink」です。
CuttingLinkを使用した出力方法
CuttingLinkを使用した出力は、以下の2通りの方法があります。
1. FineCutからカットデータを送信する
FineCutでしか設定できない条件等がある場合に、この方法を使用します。
出力の流れは以下になります。
- FineCutでIDデータが付いたプリント&カット用データを作成する。
- FineCutにて各種出力設定をおこない、CuttingLinkに送信する。
- 作成したデータをRasterLink7で印刷する。
- 印刷したメディアをカットデバイスやプリント&カット機にセットし、ID読み取り操作を行う。
- CuttingLinkからカットデータを取得し、カットを行う。
詳しくは、別冊「IDカットガイド(FineCut使用版)」をご覧ください。
2. RasterLink7からカットデータを送信する
RasterLink7からの直接出力に対応していない場合にこの方法を使用します。また、プリント&カット機においても、印刷後にラミネート等の後処理を行ってからカットを行うなど、プリンターからメディアを一度外した後にカットする場合に、再度カットデータを出力する必要がないため、選択ミス等を防ぐことができます。
出力の流れは以下になります。
- RasterLink7でプリント&カットジョブにIDデータを付け、[印刷後カット]を実行する。
- 印刷データはプリンターへ、カットデータはCuttingLinkへ送信されます。
- 印刷したメディアをカットデバイスやプリント&カット機にセットし、ID読み取り操作を行う。
- CuttingLinkからカットデータを取得し、カットを行う。
詳しくは、別冊「プリント&カット機 IDカットガイド」をご覧ください。