2-2.アクションバー

キャンバス画面上の図形や画像を選択すると表示され、同時にツールバーの[アクション]が選択されます。

  • テキストを選択した場合は、ツールバーの[編集]が選択されて編集バーが表示されますが、[アクション]をタップすればアクションバーに切り替わります。

図形を選択している場合

アクションバー_図形のみ選択_

No.

項目

概要説明

詳細

1

[複製]

選択しているオブジェクトを複製します。

 

2

[削除]

選択しているオブジェクトを削除します。キーボードのDelete キーでも削除可能です。

 

3

[グループ]、[グループ解除]

複数のオブジェクトをグループ化、グループ化解除します。

詳細

4

結合

選択された複数の図形を結合します。

詳細

5

フレーム抽出

図形オブジェクトに対してアウトラインを抽出します。

詳細

6

[水平反転]、[垂直反転]

選択しているオブジェクトを水平方向、垂直方向に反転します。

 

7

[中央配置]

選択しているオブジェクトの中心を用紙エリアの中心に移動します。

 

 

グループ化

複数のオブジェクトをグループ化します。

グループ化の対象は以下になります。

  • 図形オブジェクト
  • テキストオブジェクト
  • 画像オブジェクト
  • グループ化されたオブジェクト
  • グループ化された後、グループ化アイコンは選択不可となります。
    そのグループと新たなオブジェクトが選択された場合にグループ化アイコンが選択可能となります。

[結合]

選択された複数の図形を結合します。

  • 結合された図形は、デザインの保存後は元に戻せません。
  • 図形以外のオブジェクト(テキスト、画像、差し込み)や、グループ化されたオブジェクトが含まれている場合は結合できません。
  • 結合された図形の色は、塗り、枠線どちらも最前面にある図形の色となります。

[フレーム抽出]

図形オブジェクトに対してアウトラインを抽出します。

設定可能な値は以下になります。

  • [オフセット(mm)]
  • 図形の輪郭からの距離を設定します。マイナス値にすると図形の内側に作成されます。
  • [角の形状]
  • [マイター]、[ベベル]、[ラウンド]のいずれかを選択します。
  • [角の比率]
  • [マイター]を選択した場合に角の比率を設定します。

適用可能なオブジェクトは以下になります。

  • 図形オブジェクト
  • 画像オブジェクト
  • テキストが含まれない複数のオブジェクトが選択されている状態
  • テキストが含まれないグループ
  • 画像を図形でクリップしたオブジェクト
    • クリップした図形のアウトラインを抽出します。
  • 複数選択時にテキストを含む場合は使用できません。
  • フレーム抽出した結果が複数の図形で構成される場合、グループ化されます。
  • マイター設定でのフレーム抽出結果が期待通りにならない場合があります。オフセット、角の比率を変更して再度適用してしてください。
  • フレームの形状が不自然になる場合は、角の形状や角の比率を変更すると改善することがあります。

 

画像を選択している場合

アクションバー_イメージのみ選択_

No.

項目

概要説明

詳細

1~6

図形を選択している場合を参照

 

7

[色調補正]

画像の明るさ、コントラストを補正するダイアログが開きます。

詳細

8

[画像トレース]

画像をトレースしてアウトラインを作成します。

 

9

図形を選択している場合を参照

 

[色調補正]

色調補正画面_
  • 色調補正の手順
  1. 画像を選択します。

  2. アクションバーで[色調補正]をタップします。

    • 色調補正ダイアログが表示されます。
  3. プレビューを見ながら、明るさ、コントラストを調整します。

  4. スライダーを左右に動かすことで色調が変化します。
  5. [適用]をタップします。

    • 変更がキャンバスに反映されます。

 

テキストを選択している場合

アクションバー_テキストのみ選択_

No.

項目

概要説明

1~6

図形を選択している場合を参照

7

[文字に分割]

テキストを1文字ずつの文字に分割します。

8

[図形に変換]

テキストを図形に変換します。変換後の図形はグループ化されます。

9

図形を選択している場合を参照

以下の場合は文字オブジェクトを図形化できません。
  • 文字オブジェクト以外を選択している場合や、文字オブジェクトを複数選択している場合
  • 文字オブジェクトの中にグリフが存在しない文字が含まれている場合
文字オブジェクトの図形化について
  • 1文字ごとに1つの図形に変換されます。
  • テキストが2文字以上の場合は、変換された複数の図形がグループ化された状態となります。
  • 空白文字(スペース、タブ、改行など)は図形に変換されません。
    ただし、空白文字以外の図形変換された文字の配置は変換前と同じレイアウト(改行、スペース)が維持されます。
  • 変換された図形の重なり順は、変換前の文字オブジェクトの重なり順と同じになります。
  • 変換された図形の塗りの色は、変換前の文字オブジェクトの塗りの色と同じになります。
  • 変換された図形の枠線は色なしとなります。

 

その他のアイコン

アクションバー_その他_

No.

項目

概要説明

1

[クリップ]

1つの図形と1つの画像が選択された場合に図形で画像をクリップ(マスク)します。

クリップされた画像は、元画像の線色と線幅の設定が引き継がれます。

2

整列

複数のオブジェクトを選択している場合に表示されます。
以下の整列が可能です。
左揃え、右揃え、左右中央揃え、上揃え、下揃え、上下中央揃え