クランプの強/弱モードを設定する

シートを押さえる力を、強弱レバーで強モードまたは弱モードに変えることができます。

使用するシートに合わせてクランプの強/弱モードを選んでください。

クランプの図
  • 両端のクランプは、必ず強モードにセットしてご使用ください。クランプのモードが違っていると、シートずれの原因になります。
  • ピンチローラーの位置を決めたらクランプの強/弱モードを設定します。

強弱レバー

用途

強モード

塩ビシートのカット
厚紙(70 kgまたは81g/m2以上)を使用する場合

弱モード

ピンチローラーの押さえ跡を小さくしたい場合

  • 弱モードの場合、シートの種類や送り量・シート幅により、シートがずれる場合があります。

センタークランプのオン/オフの切り替え

センタークランプをオフにすると真ん中のピンチローラーを浮かして使用することができます。

真ん中のピンチローラーを浮かしておくと以下の効果が得られます。

  • シートに跡が残らない。
  • シートの浮きを防止する。

使用する用途に合わせてセンタークランプをオン/オフしてください。

センタークランプのオン/オフは、必ずクランプレバーを奥に倒してピンチローラーを上げた状態で行ってください。

センタークランプの図

シートを本機の最大幅で使用したい場合は、必ずピンチローラーを3つ使用してください。真ん中のピンチローラーは必要に応じてセンタークランプをオン/オフしてください。

右ピンチローラーと真ん中のピンチローラーの2つだけを使用すると、下図のように真ん中のピンチローラーが左グリットローラーの左端まで届かないため、シートを最大幅で使用することができません。

ピンチローラとグリッドローラーの図
  • ピンチローラーを3つ使用する場合、センタークランプのオン/オフに関わらず、ピンチローラー数を”3”に設定してください。