テストカットをする

試し切りをして、ツール条件の設定が適切かどうかを確認します。

磨耗などによってカッター刃の切れ味が悪くなってきたときは、圧力を上げるとカットできることがあります。これは、あくまで暫定的な措置です。品質を維持する上でも、カッター刃の交換を推奨します。

  1. ローカルモード画面で[FUNCTION]キーを押し[セイホウケイ]を選択する。
  1. [ENTER/HOLD]キーを押す。
  • テストカットが開始されます。
  • カット終了後、カットの結果を確認しやすいように、ヘッドまたはシートが自動的に移動します。(シートがリアセットのときはシートが繰り出され、フロントセットのときはヘッドが横方向に移動します。)
    移動(フィード)に関しては、[セッテイ]>[フィードオプション]>[カクニンフィード]よりON(有効)/OFF(無効)切り替えが可能です。フィードに関する設定 [フィードオプション]
テストカットの図
  1. テストカットの結果を確認し、以下の表を参考にしてカット条件を変更する。

テストカットの結果

原因

対処

切れていない部分がある

  • 速度が速すぎるため、刃先が浮き上がっている。

シートの台紙が切れている

  • 圧力が高い。
  • [圧力]を弱くする。
    ツール条件を設定する
  • 刃先の出し量が大きい。

角が丸い

  • カッターホルダーの中心から、刃先までの距離が合っていない。
  • お使いのカッターに合わせて、[オフセット]の値を調節する。
    ツール条件を設定する

角がめくれている

以下の2つ以上の項目が該当している。

  • 刃先の出し量が大きい。
  • 圧力が高い。
  • [圧力]を弱くする。
    ツール条件を設定する
  • [ホセイアツオフセット] の値が大きい。
  1. [バックフィード: ENTER]と表示されたら[ENTER/HOLD]キーを押す。
  • ヘッドが移動前の位置に移動し、ローカルモードに戻ります。