Mimakiがもっともこだわる「美しさの追究」は、インクの吐出テクノロジー+インク乾燥技術+インクそのものの性能向上の三位一体により、新しい次元に到達しました。かつてない滑らかさ、鮮やかさ。写真、イラスト、繊細なグラデーションの多いデザインも、忠実にプリントします。
一定の幅を持つパスによりプリントを階調的に積み上げていくインクジェットプリンターでは、パスとパスの間にできる微細な横縞(バンディング)が発生することがあります。JV300では新開発の吐出パターンMAPS3を採用。パスの境界付近をグラデーション調にプリントし、パス同士の境界を重ねることにより、バンディングの発生を極力回避。また、パスの境界付近はインク滴を間引いて吐出されるため、乾燥ムラの発生も起きにくく、双方向縞が回避される点もポイント。プリント全面が1枚のデザインとして違和感なく表現され、大型パネル、ビジュアル看板などに高い完成度をもたらします。
波形コントロール技術とは、インク滴を真円に近い形状でまっすぐ吐出する技術です。JV300のプリントヘッドはこの波形コントロール技術を駆使し、35plという最大のインク滴もきわめて高度な位置精度でメディアに着弾。さらに、ノズル抜けを限りなく発生しにくい吐出制御を行っています。。また、ミストやしぶきを極めて少ない波形で吐出することで、にじみ、ムラ、ゆがみ、粒状感を極限まで解消し、美しいベタ、グラデーションはもちろん、文字、線、エッジ部などシャープさが要求される部分の仕上がりにも高い満足度を得られます。
ドット間に隙間ができたり、ドットが重なってしまうため、画質が粗くなったり色ムラが発生したりします。
ドットが重なり合うことが無いため、 ザラツキ(粒状感)のない仕上りになります。
プリント前のメディアと着弾後のインク表面、さらにはプリント後の全体をヒーターであたためることによってプリント速度を高めるというMimakiの発想は、新機種を開発するたびにより高速なプリントを実現するテクノロジーとして進化を遂げてきました。JV300においても、①プリヒーター、②プリントヒーター、③ポストヒーターの3Wayインテリジェントヒーターを採用。さらにトップブロワーが、高速乾燥をサポートしています。サイン業界のニーズに応える高速な仕上がりをご体感ください。
3wayインテリジェントヒーター
特許番号登録
日本 | 4889059 |
---|---|
米国 | 8.444.262 |
中国 | ZL 200910222559.8 |
JV300-130/160のバリアブルドットは、4pl/7pl/8pl/14pl/16pl/23pl/35plの最大7種類のドロップサイズから、インクの種類やプリントモードごとにLarge/Middle/Smallの3段階で自動選択し、常に最適化されたドロップサイズでプリントします。これによりスムーズなグラデーションや、粒状感のない画質重視の高精細モード、生産性重視の高速・高濃度モードのそれぞれで、ニーズを満たす仕上がりを実現します。