フルオートでトンボを検出する

シートに印刷済みのトンボ間の長さと、プロッターが検出したトンボ間の長さを補正します。
あらかじめデータ上のトンボ間の長さ(AとB)を測定しておきます。
トンボの線の中心を基準に測定します。

フルオートトンボ検出図1

 

前指定による検出手順

シートは必ずリヤセットになります。

  1. 出力するデータ上のAおよびBの長さを測定する。
  1. TP1を以下の図の位置に置く。
  1. シートが動かないように注意しながらクランプレバーを手前に起こす。
  • ピンチローラーでシートが保持されます。
  1. [ENTER/HOLD]キーを押す。
LCD図1
  1. ジョグキー上下_で設定する。
LCD図2
  • [ENTER/HOLD]キーを押すと、次のスケール補正設定へ移ります。
  • [トンボ ケンシュツ]を”2 テンA”に設定している場合は、Bの長さを入力する画面は表示されません。
  • [トンボ ケンシュツ]を"2テンB"に設定している場合は、Aの長さを入力する画面は表示されません。
  • [トンボ ケンシュツ]を”1 テン”に設定している場合は、スケール補正の画面は表示されずに、原点が表示されます。(手順7)
  1. 設定後、[ENTER/HOLD]キーを押す。
LCD図3
  • トンボの検出を開始します。
  • トンボが検出できない場合、ディスプレイに[エラーC36 トンボケンシュツ]と表示されます。
    その場合は、シートをセットし直してください。
  1. 原点を表示する。
LCD図4
  • トンボの検出後、有効カットエリアが表示された後、ローカルモードになります。

後指定による検出手順

シートは必ずリヤセットになります。

  1. 「前指定による検出手順」(前指定による検出手順)の手順1~3を行う。
  1. [ENTER/HOLD]キーを押す。
  • シートの幅のみを検出した後、トンボの検出を開始します。
  • トンボが検出できない場合、ディスプレイに[エラーC36 トンボケンシュツ]と表示されます。
    その場合は、シートを取り付け直してください。
LCD図5
  1. トンボの検出後、スケール補正設定画面で設定を行う。
  • 下の例は4点検出の場合です。
  • 実測値とトンボ検出した長さが異なる場合は、ジョグキー上下_で設定します。
  • [ENTER/HOLD]キーを押すと、次のスケール補正設定へ移ります。
  • [スケール ホセイ]が「オフ」に設定されている場合、スケール補正を設定する画面は表示されません。
  • [トンボ ケンシュツ]を”2 テンA”に設定している場合は、Bの長さを入力する画面は表示されません。
  • [トンボ ケンシュツ]を"2テンB"に設定している場合は、Aの長さを入力する画面は表示されません。
  • [トンボ ケンシュツ]を”1 テン”に設定している場合は、スケール補正の画面は表示されません。手順4へ進み、原点の設定をしてください。
LCD図2
  1. 設定後、[ENTER/HOLD]キーを押す。
  • 原点を設定します。
  • 有効カットエリアが表示された後、ローカルモードになります。
LCD図4