カット順を変更する [ソーティング]

ホストコンピューターから送られてきたカットデータを並び替えて、カット順を変更することができます。(ソーティング機能)
アプリケーションソフトウェアから送られるデータの順番により、一筆書きでカットしたいデータを一筆書きでカットできない場合などに、カットする順番を変更して一筆書きでカットできるようになります。 (この機能はファームウェアバージョンによっては対応していない場合があります。)

以下の場合、ソーティング機能を使用しても一筆書きでカットすることはできません。
  • アプリケーションソフトウェアによっては、作成/編集した順番にプロッタにデータが送られます。スキャナーで読み込んだデータを手直しした場合などは、手直しした場所が後でカットされることがあるため、一筆書きでカットできません。

ソーティング機能を使用してカットするときの注意点

ソーティングは、ペンダウンした移動からペンアップするまでを1つのブロックとして、ブロック単位にカットしていきます。
1つのブロックをカットした後は、始点位置が一番近いブロックをカットします。

 

ホストデータの始点位置とカット方向は、変更しません。

ソーティングの図1

●印:データの始点 = カット時の始点
矢印:データの方向 = カット方向
数字:カットブロック順

ソーティング機能でできること

ソーティング機能を"オン"にすると次の機能が有効になります。

  • オートフィード機能:
    カットするデータの長さを検知し、あらかじめデータ分の長さのシートを引き出しておく機能です。
  • エリア管理機能:
    あらかじめエリアを指定しておくことで、エリア内におさまるブロックデータを優先にカットします。
    エリア内におさまるブロックデータがなくなるとエリアを拡大させて、シート送り方向に徐々にカットします。
ソーティングの図2