カットする
ピンチローラーは必ず3つ使用してください。真ん中のピンチローラーでシートの浮きを防止することができます。
- 3つのピンチローラーを下図のグリットローラーの位置にそれぞれ移動する。
- クランプレバーを奥に倒してピンチローラーを上げる。
- 台紙テーブルの上にカッティング台紙を置きプラテンに通す。
- ピンチローラーとグリットローラーの間に挿し込みます。
- カッティング台紙の挿入方向に注意してください。
- 左のピンチローラーが下図の位置になるようにカッティング台紙を動かす。
右のピンチローラーをカッティング台紙の幅に合わせて移動する。
- 以下の場合は正常にカット、罫引きできません。
- カッティング台紙の手前を下図のように本機手前の直線に合わせる。
- 真ん中のピンチローラーは、使用するシートに合わせて強モード/弱モードまたはセンタークランプをオン/オフに切り替えて使用する。
- シートにピンチローラーの跡を残したくない場合は、真ん中のクランプをオン(センタークランプアップ)にして使用してください。
- クランプレバーを手前に起こしてピンチローラーを下げ、カッティング台紙を固定する。
- 以下の項目を確認してからカッティング台紙を固定してください。
・カッティング台紙が斜めになっていないこと
・ピンチローラーの位置が適切であること
- カットの手順はカットの流れをご覧ください。
- FineCut/Coat9で[シート読み込み]を行うとカッティング台紙のサイズが読み込まれます。必ず、本機でシート上の原点を設定してからFineCut/Coat9で[シート読み込み]を行なってください。その後、カットデータがシートのサイズ内であることを確認してからプロットを行なってください。
- シートをカッティング台紙から剥がす。
- ゆっくり丁寧に剥がしてください。
- 薄いシートを剥がす場合は、破れたりシートが粘着面に残ったりしないように注意して剥がしてください。
コートボール紙のカット、罫引き条件の目安一覧
記載内容は目安であり品質を保障するものではありません。
以下の条件以外では、カット品質が低下したり、刃が早く摩耗したりするおそれがあります。
アップ高さ、シート設定の変更方法: セッテイ
種類 | コートボール紙 | ||
機能 | カット | 罫引き | |
規格 | 310 g/㎡ (厚み 0.4 mm) | 450 g/㎡ (厚み 0.6 mm) | - |
ツール | SPB-0092 厚紙切り刃 | OPT-C0243 罫引きツール | |
刃出し量 | 0.6 mm | 0.8 mm | - |
圧力 | 300 g | 400 g | 500g |
速度 | 20 cm/s | 20 cm/s | 5 cm/s |
オフセット | 0.75 mm | 0.75mm | - |
アップ高さ | 100% | 100% | 100% |
シート設定 | オモイ | オモイ | オモイ |