ロールシートをセットする(CG-100/130AR)

ロールシートを使用する場合は、ロールステーを取り付ける必要があります。
ロールステーの取り付け方については、同梱の「組み立て手順書」または動画(脚とシートバスケットを組み立てる)をご覧ください。

  1. ロールバーをロールステー Assy にセットする。
  • ロールバーは、突起のある側を、本体後面より見て左側へセットします。シートの外径に応じて1 または2 の溝にロールバーをセットします。
  • シートの外径が75mm 以上の場合、1 と3 の溝へセットします。
  • シートの外径が75mm 未満の場合、2 と3 の溝へセットします。
ロールシートセット図1
  • ロールバーが水平にセットされていることを確認してください。
  • ロールバーをセットする溝を移動する場合、ロールバーを水平に持ち上げてください。
    ロールバーを斜めに持ち上げると、ロールステーAssy を破損する場合があります。
ロールシートセット図2
  1. ロールシートをロールホルダーで固定する
  • ロールホルダーをシートの両端に移動し、ネジを締めて固定します。
  • ロールホルダーはシート幅より2 ~ 3mm 程度あけて固定します。両端を強く押し付けた状態で固定すると、ロールが回転できずシートを送れない場合があります。
ロールシートセット図3
  1. ロールストッパーをロックする。
  • ロールストッパーレバーを本機後側に押し、ロックします。
  • ロールストッパーは、ロールシートを引き出したときに、シートが回転するのを防ぎます。
ロールシートセット図4
  1. ロールシートをロールバーに乗せる。
  • シートの向きにご注意ください。
  1. クランプレバーを奥に倒してピンチローラーを上げる。
  1. シートをプラテンに通す。
  • シートをピンチローラーとグリットローラーの間に挿し込みます。
  • シートの右端をプラテンの縦リブを目安にセットします。
縦リブセット図
  1. シート幅に合わせてピンチローラーを移動する。
  • ピンチローラーは、シートの端から5mm以上内側に移動してください。シートフィード中にシートが外れる原因になります。
ピンチローラー移動図
  1. 両端のクランプを強モードに設定する。
  1. ピンチローラーを3つお使いの場合、使用するシートに合わせて、真ん中のクランプを強モード/弱モードに切り替える。
  1. シートをピンと引っ張り、たるみを除く。
  1. シートがたるみなくセットできていることを確認してから、クランプレバーを手前に起こす。
  • 電源が入っている場合、吸着ファンが回り、ロールシートを吸着します。
  • 電源が入ってない場合、吸着ファンが回らないため、シートがゆがまないように左手で押さえながら、クランプレバーを手前に起こします。
ロールシートセット図5
  1. ピンチローラーが等間隔になっていることを確認する。
  • ピンチローラーとグリットローラーで、シートを保持している状態にします。
  • 等間隔にセットできないときは、はじめからやり直してください。
  1. ロールストッパーを解除する
  • ロールストッパーレバーを押しながら本機前側に引きます。
ロールシートセット図6
  1. ジョグキー左_またはジョグキー上_を押して [ ロール] を選択する
  • ジョグキー左_:ロールシートを装置後側にセットした場合
  • ジョグキー上_:ロールシートを装置前側にセットした場合
  • [FEED]キーを押すと、シート検出の前にピンチローラー数の選択画面が表示されます。ピンチローラーを選択した後にシート検出を行います。
  • ここで設定したピンチローラーの数は、[セッテイ] - [ピンチローラ]メニューで選択したピンチローラー数よりも優先されます。
  1. ジョグキー上下_を押して使用するピンチローラー数を選択する。
  1. シートの検出を開始する。
  • [ステギリ]を[オン]に設定してある場合、シート検出終了後に捨て切り動作を実行します。捨て切り
  1. [フィード] を実行して、使用する長さのシートを引き出す。シートフィード
  • ロールシートを使用する前に、あらかじめ使用する長さ分のシートを引き出し余裕を持たせておいてください。シートを送り出すことで、カット時のシートずれを小さくするとともに、事前にシートずれがないか確認できます。