メディアに関するFAQ

  • PETメディアを樹脂板の上に貼って大丈夫?
  • 気泡発生する可能性ある為、お奨め致しません。
    アクリル樹脂、ポリカボネードの樹脂板は、ガスが発生致します。PETメディアを貼ると、被着体から発生するガスが抜けず、粘着層と被着体の間に小さい気泡が入る可能性があります。
  • 溶剤用メディアでもラミネートは必要?
  • 溶剤用メディアでもラミネートは必要です。耐候性、耐久性(表面、インクの保護)や施工性の向上の為、ラミネートフィルムをご使用下さい。
  • 不燃FF(ガラスクロス)のガラスクロスって何ですか? 効果は何ですか?
  • ポリエステル繊維だと燃えやすく、不燃認定取得が難しい。ガラス繊維にすることで、基布が燃え難い為、不燃認定の取得が可能。しかし、同じ個所を数回折り曲げると破けてしまうデメリットがあります。
  • メディアの種類は?
  • 1・塩ビメディア(PVC)
    耐候性・耐水性に優れている難燃性フィルム。塩ビメディアでも、キャスト塩ビ・カレンダー塩ビまた、乳白塩ビ・透明塩ビなどがあります。表面処理(受理層)を行っていなくても、溶剤用インクとの相性が良く、他用途でご使用出来ます。

    2・アクリルメディア
    透明性・平滑性に優れている非塩ビフィルム。表面処理を行っていなくても、溶剤インクとの相性が非常に良い為、乾燥が早く、高発色のサインに適しています。

    3・ペットメディア(PET)
    透明性は塩ビ・アクリルメディアより高く、寸法安定性に優れている非塩ビフィルム。PETメディアは必ず受理層(インクを受ける器)があり、受容能力以上インクを塗布すると、滲みの原因になります。また良くPETメディアに使用されている受理層には膨潤タイプと多孔タイプがあります。

    4・合成紙(PP)
    ポリプロピレン樹脂のフィルムで耐水性があり、引っ張り、折り曲げにも強く破けにく非塩ビフィルム。表面処理を行っていない合成紙は溶剤インク・水性顔料インクが定着が悪い為、必ずインクの器になる受理層を設けています。

    5・紙(P)
    紙にも種類があり、コート紙、フォトコート紙などがあり、使用用途の応じてメディアを選定します。
    コート紙・・・・・・・屋内ポスターなど
    フォトコート紙・・・写真画像のポスターなど
    もともと基材に耐水性・強度がなく、簡単に破け、水に非常に弱い基材です。インク塗布量が多い場合、シートが波打ち(コックリング)、ヘッドを擦る可能性があります。
  • グレー糊の意味は?
  • 下地を隠蔽させる為、粘着剤にグレーに着色しております。
  • 電飾乳白塩ビREG-137(再剥離)の粘着について教えて下さい。
  • ポリカ・アクリルなど樹脂板から発揮するガスを抑える効果のある特殊粘着剤を使用しています。アクリル系粘着剤ですが、再剥離性能が高く、アクリル板に貼り付け後、半年以内であれば、糊残をせず剥がすことができ、アクリル板の再利用が可能です。
  • 経時接着糊ってなんで時間が経つと接着が強くなるんですか? どんどん強くなって糊残りしませんか?
  • 経時接着糊は、初期タックが弱く、時間経過(24時間後)に伴い、粘着剤が被着体とのい付きが良くなります。粘着剤には再剥離性能はない為、被着体によっては、糊残りする場合があります。
  • 白塩ビGの経時接着と能率白塩ビGの特長を教えてください。
  • 【白塩ビG経時接着の特長】
    初期タックが弱く、被着体に貼る際の位置決めがしやすく、煽りがし易い。24時間後には、強粘着になります。

    【能率塩ビGの特長】
    マトリックスを施した剥離紙を使用することで、粘着面に凹凸が付きます。その為、貼り付け時のエアー噛みがなく、簡単にはることが出来る為、水貼りは不要です。
  • 転写ラバーシートSPC-0581-61の転写条件を教えてください。
  • <転写条件(弊社推奨設定値)>
    仮転写:温度・・・130~140℃ 時間・・・ 5秒 圧力・・・150~250g/cm
    本転写:温度・・・130~140℃ 時間・・・10秒 圧力・・・150~250g/cm
    ※弊社推奨設定値は、適正条件下で保管されたシートを一般的な綿100%のTシャツに加工を施した場合のデータです。 実際に加工される場合は、ハギレなどであらかじめテストされることをお薦め致します。
  • バンディングって?
  • 印刷時の画像上に濃淡の筋縞が発生すること。

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