- 障害物センサがヘッドに衝突する可能性のある障害物を感知した場合に表示されるエラーです。
実際のメディアの厚みに対して「メディアアツミ」または、「ヘッドギャップ」の設定値が適切か確認してください。また、下記を確認してください。
・テーブル面、メディア表面にホコリやごみが付着していないか
・メディアをテープで固定している場合、テープが浮いていないか
・メディアが反っていないか 等
1.「ERROR505 !ワークタカイ」が発生した場合の対処方法
(1) エラーが表示された状態で[ENTER]キーを押すと<ローカル>モードに戻ります。
(2) [ミサクズデータアリ]が表示される場合、[DATA CLEAR]キーを押した後に[ENTER]
キーを押してください。
(3) [FUNCTION]キーを押し、[ワークセット]->[ENTER]キーを押してください。
Yバーが後方に移動し、テーブルは最下点まで下がります。
(4) メディアをセットし直してください。
(5) [REMOTE]キーを押し、<リモート>モードになるとYバーが後方から前方に移動します。
Yバーが前方で停止するまでにエラーが表示されなければプリントを開始できます。
※[ヘッドギャップ]の値を1.5mmに設定されていても、[メディアアツミ]の値が実際にセットされているメディアの厚みよりも大きい場合、ヘッドギャップが設定値以上に広がっている可能性がありますのでご注意ください。
2. 設定による動作の違い
UJF-3042のファームウェアバージョン1.30より、[FUNCTION] -> [ヘッドタカサ] -> [ギャップチェック]が追加されました。UJF-3042FX、UJF-3042HGの場合は、ファームウェアのバージョンに関係なく[ギャップチェック]機能があります。
・[ギャップチェック]の設定が[OFF]の場合:
障害物センサが反応した際は、「ERROR505!ワークタカイ」が表示されて動作が停止します。
・[ギャップチェック]の設定が[ON]の場合:
障害物センサが反応すると「ERROR505!ワークタカイ」の表示はされず、自動で障害物センサが反応しなくなる高さまでテーブルが下がります。
※「ヘッドギャップ」の値を1.5mmに設定していても障害物センサが反応しなくなるまでテーブルが下がり続けますので実際のヘッドギャップが1.5mmではなくなる可能性があります。また、プリント中に障害物センサが反応した場合、ヘッドギャップが変動することで画質不良、インクミストの原因になることがありますのでご注意ください。
ここまでで解決しない場合は弊社テクニカルコールセンターまでご連絡ください。