長期間(1週間以上)使用しない場合のお手入れと注意事項を教えてください。

  • 電源を切る前に、廃インクタンク内の廃インクを処分し、清掃と保管洗浄を実施してください。

以下の手順で実施してください。

1.タッチパネルのSYSTEM ALARMに
  "0604 WASTE INK TANK NEAR FULL"エラー または
  "0666 WASTE INK TANK FULL"エラー が出ている場合、

  次の手順に従って 新しい廃インクタンクに交換 してください。

(1)タッチパネルのMENUから、[メンテナンス]をタップする

   メンテナンスメニューが表示されます。

(2)[その他メンテナンス] → [廃インクタンク交換]をタップする

(3)廃インクタンクガードを開く
   ネジを外して、廃インクタンクガードを開きます。


(4)廃インクタンクの取っ手を持って、スライドさせて外す


(5)取り外した廃インクタンクにキャップをはめて、テープなどを使用して廃インクが漏れないように処理する


 ※廃インクは、産業廃棄物処理業者に処理を依頼してください。

(6)新しい廃インクタンクをセットする

(7)廃インクタンクガードを閉める


(8)交換が終わったら、[完了] → [終了]をタップする
   廃インク排出量が初期化されます。


2.キャリッジ底面、ワイパー、キャップゴム 等の清掃を実施してください。
(1)タッチパネルのMENUから、[メンテナンス]をタップする
   メンテナンスメニューが表示されます。

(2)[毎日のメンテナンス] → [ヘッドメンテナンス]をタップする
   キャリッジがメンテナンススペースに移動します。

(3)Yバー左側のメンテナンスカバーをスライドする
   レバーを持ち上げて、左側にスライドします。


(4)UV-LEDランプを清掃する
   メンテナンス液を含ませたクリーンスティックで、付着したインクやホコリを拭き取ります。
   メンテナンス液が残らないように拭き取ってください。


 ※UV-LEDランプをクリーンスティックで強くこすらないでください。UV-LEDランプが破損する恐れがあります。

(5)プリントヘッド周辺を清掃する
   メンテナンス液を含ませたクリーンスティックで、付着したインクやホコリを拭き取ります。
   メンテナンス液が残らないように拭き取ってください。


(6)清掃が終わったら、Yバー左側のメンテナンスカバーをスライドして閉める


 ※メンテナンスカバーが正しい位置に戻っていることを確認してください。

(7)ワイパーを外す
   ワイパーブラケットの両端の突起を持って引き抜きます。


(8)ワイパーとブラケットを清掃する
   メンテナンス液を含ませたクリーンスティックで、付着したインクやホコリを拭き取ります。
   メンテナンス液が残らないように拭き取ってください。


(9)ワイパークリーナーを清掃する
   メンテナンス液を含ませたクリーンスティックで、付着したインクやホコリを拭き取ります。
   メンテナンス液が残らないように拭き取ってください。


(10)ワイパーを元の位置にセットする


(11)ワイパーのトレイを清掃する
   メンテナンス液を含ませたクリーンスティックで、付着したインクやホコリを拭き取ります。
   メンテナンス液が残らないように拭き取ってください。
   インクが固まってしまっているときは、ヘラなどを使って削り落としてください。


(12)フラッシングフィルター周辺やシャッター表面を清掃する
   メンテナンス液を含ませたクリーンスティックで、付着したインクやホコリを拭き取ります。
   メンテナンス液が残らないように拭き取ってください。
   インクが固まってしまっているときは、ヘラなどを使って削り落としてください。


(13)キャップゴムを清掃する
   メンテナンス液を含ませたクリーンスティックで、付着したインクやホコリを拭き取ります。
   メンテナンス液が残らないように拭き取ってください。


(14)[完了] → [終了]をタップする

3.インク排出経路洗浄を実施してください。
(1)タッチパネルのMENUから、[メンテナンス]をタップする
   メンテナンスメニューが表示されます。

(2)[毎週のメンテナンス] → [インク排出路洗浄]をタップする
   キャリッジがテーブルの上に移動します。吸引ポンプの動作を開始します。

(3)キャップにメンテナンス液を流す。
   スポイトにメンテナンス液をとって、キャップに流し入れてください。


 (4)[完了]をタップする
    ポンプチューブ(キャップ下のインク排出経路)のメンテナンス液を排出して、
    キャリッジがステーションに戻ります。
    ※メンテナンス後に
     "0604 WASTE INK TANK NEAR FULL"エラー または
     "0666 WASTE INK TANK FULL"エラー が出た場合は、
     手順の1.に従って新しい廃インクタンクに交換してください。

【重要】
 ・ノズル保護、インク経路の詰まりを防止するため、以下の内容をご確認ください。

(1)長期保管中も、主電源は常時「ON」のままにしておく
   ヘッドのノズル保護のため、ノズル詰まりを防ぐ機能が自動的に働きます。
   主電源を「OFF」のまま長時間放置すると、ヘッドのノズル詰まりの原因となります。

(2)インクボトルのインク残量を確認する
   インク排出経路洗浄動作の際に、洗浄液の吸引を行います。
   このとき、インクエンドまたはインクニアエンドを検出していると、洗浄動作が使えなくなります。
   放置期間中の定期メンテナンスでもインクが消費されるため、残量が十分あるインクボトルを
   セットしておく事をお勧めします。


 <参考動画>





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