- 廃インクタンクの廃インクを処分して、各部の清掃と保管洗浄を実施してください。
以下の手順で実施してください。
【本作業を行うときの注意事項】
・インクやメンテナンス液、廃インク、そのほか本機で使用されている液体を取り扱うときは、
換気に十分注意して、必ず保護メガネ、手袋、マスクなどを着用してください。インクなどの
液体が跳ねて、皮膚に付着したり、目や口の中に入ったりするおそれがあります。
手順1 廃インクタンクを確認してください。
手順2 キャリッジ底面の清掃を実施してください。
手順3 ステーション周辺の清掃を実施してください。
手順4 保管洗浄を実施してください。
手順5 再度、廃インクタンクの廃インク量を確認してください。
※本機では、インクの排出量を累積カウントし、一定の量になったら確認を促すメッセージが表示されます。
廃インクを廃棄処分しないまま、メッセージだけ消して(カウントだけクリアして)本機を使用し続けると、
廃インクタンクから廃インクがあふれる恐れがあります。
長期保管中もヘッドのノズル保護のため、ノズル詰まりを防ぐ機能が自動的に働くことで、廃インクが蓄積
しますので、廃インクタンクの交換をお勧めします。
【重要】
・ノズル保護、インク経路の詰まりを防止するため、以下の内容をご確認ください。
(1)長期保管中も、主電源は常時「ON」のままにしてください。
ヘッドのノズル保護のため、ノズル詰まりを防ぐ機能が自動的に働きます。
主電源を「OFF」のまま長時間放置すると、ヘッドのノズル詰まりの原因となります。
(2)インクボトルのインク残量をご確認ください。
洗浄動作の際に、インクの吸引を行います。
このとき、インクエンドまたはインクニアエンドを検出していると、洗浄動作が行えなくなります。
放置期間中の定期メンテナンスでもインクが消費されるため、残量が十分あるインクボトルを
セットしておく事をお勧めします。