マシンを正常に保つ為にすべきことは?

一日の作業の流れに沿ったお手入れ方法を下記に示します。各お手入れ項目のやり方等の詳細は下記で説明しています。



1.始業時

1
白カートリッジを抜き、よく振ってから再度挿入して下さい。
カートリッジの振り方は、本機を使用する前に白インクを振る必要はありますか?を参照して下さい。

2
一週間に一度、必ずホワイトメンテナンスを実行して下さい。
理由:ホワイトメンテナンスを行わないとインク経路内でインクが沈殿し、プリント不良が起こり、復旧作業に部品交換等が必要になります。

【用意するもの】



FUNCTIONボタンを押す-[メンテナンス]-[ホワイトメンテナンス]- [カラー:- - - - - - - - WW - -]で実施して下さい。

※詳細は取扱説明書-「4章 白インク(ホワイト)の定期メンテナンス」をご参照下さい。

3
テスト作図でノズル抜けがあったヘッドと、白ヘッドに対してノーマルクリーニングを一度行って下さい。白ヘッドは使用しなくても実施して下さい。
実施後にメディアをセットし、ヘッドギャップを調整してからテスト作図、プリントを開始して下さい。

2.プリント中にノズル抜けしない為に

1
定期フラッシングの設定
定期フラッシングの設定方法:

【待機中の定期フラッシング】
[セッテイ]-[センタク]-[タイプ1]-[リフレッシュ]-[タイキチュウ]-[レベル 0~3]で設定して下さい。
定期フラッシングの頻度をレベル“2”又は“3”に上げると、ノズル抜けが発生しにくくなります。

【プリント中の定期フラッシング】
[セッテイ]-[センタク]-[タイプ1]-[リフレッシュ]-[サクズチュウ]-[レベル 0~3]で設定して下さい。 プリント中にノズルが抜けやすい場合は「サクズチュウ」のリフレッシュレベルを“2”又は“3”にすることで改善され易くなります。

2
定期メンテナンスの設定
メディアのプリント面が平面でなく凹凸で、その高低差が2.0mm以上ある場合、インクミストが発生し易く、ノズル面に付着したインクミストが原因でノズル詰まり等の不具合が発生する可能性があります。必ず[テイキ メンテナンス]の値を下記の様に設定して下さい。

※UJF-706本体のバージョンによっては[テイキメンテナンス]の機能がない場合があります。その場合は「下記の[テイキメンテナンス]が無い場合」を参照して下さい。

【設定方法】
[メンテナンス]-[テイキ メンテナンス]-[インサツ シュウリョウ]-[スキャン カイスウ:1]-[センタク: 12345678abcd]-[センタク: ワイピング]
[テイキメンテナンス]が無い場合

【設定方法】
[メンテナンス]-[テイキ ワイピング]-[インサツ カイスウ=1]-[センタク: 12345678abcd]で全ヘッド選択して下さい。

3.終業時

[電源をOFFする前に]

1
ワイパのクリーニングを実施して下さい。

【用意するもの】



FUNCTIONボタンを押す-[メンテナンス]-[ステーション メンテナンス]-[ワイパ セイソウ]で実施して下さい。

※詳細は取扱説明書-「4章 ワイパのクリーニング」をご参照下さい。

2
ハードクリーニングを全てのヘッドに対して一回行って下さい。

【用意するもの】



[電源をOFFした後に]

3
「フラッシングBOX」の汚れを、洗浄液を浸した布で拭き取って下さい。

【用意するもの】



※詳細は取扱説明書-「4章 フラッシングBOXのクリーニング」をご参照下さい。

4
「ヘッドガードプレート面」の汚れを、洗浄液を浸したUJ清掃棒で清掃して下さい。

【用意するもの】



※詳細は取扱説明書-「4章 作図中のインク滴の垂れを防ぐ」をご参照下さい。

清掃棒に洗浄液をしみこませ、ヘッドの側面を清掃する
・ヘッドのノズル面は拭かないでください。ノズル詰まりの原因となります。
・専用の清掃棒をお求めの際は、販売店または弊社営業所までお問い合わせください。



5
「UVランプフィルタ」の汚れをステンレスチューブブラシで清掃する

【用意するもの】



※詳細は取扱説明書-「4章 UVランプフィルタの清掃」をご参照下さい。

6
一週間に一度「イオナイザ」の汚れをクリーナで清掃して下さい。

【用意するもの】



※詳細は取扱説明書-「4章 イオナイザの清掃」をご参照下さい。

7
一週間に一度「除電バー」の汚れをクリーナで清掃して下さい。
(オプションロールユニットをお使いのお客様のみ)

※詳細はオプションロールユニット 取扱説明書-「3章お手入れ-除電バー」をご参照下さい。

8
一ヶ月に一度、ミストファンフィルタを交換して下さい。
理由:ミストファンフィルタの目が詰まるとミストを吸着出来ず、プリント結果やプリンタ内部にインクミストが付着します。

【用意するもの】



※詳細は取扱説明書-「4章 ミストファンフィルタの交換」をご参照下さい。

9
ヘッドを待機位置(本機正面に向かって左側)に手で移動し、カバーを閉じて下さい。

※プリントヘッドのノズル面が蛍光灯や太陽光により硬化してしまう恐れがありますので、カバーを開けたままの放置はしないで下さい。


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