- 『取扱説明書』、『日常のお手入れマニュアル』に掲載されている内容を参考にしながら、下記をご参照下さい。
【1日のメンテナンスの流れ】
詳細
【始業前に実施する項目】
1
電源ONする前の作業
[日常] 白カートリッジを振る
白カートリッジを抜き、よく振ってから再度挿入してください。
【振り方】 カートリッジの振り方は下記をご参照ください。
『取扱説明書』-[第4章]-[インクカートリッジ]-[カートリッジの振り方]
※勢いよく振ると、カートリッジの外に「パック押し板H (金属製の平板)」が飛び出し、落下する可能性がありますのでご注意ください。
2
電源ONした後の作業
[週1度] ホワイトメンテナンス
白インクは他のインクに比べて沈殿し易い性質があります。2週間以上放置するとインクカートリッジからプリントヘッド内部までの間で沈殿し、サービスマンの訪問や、プリントヘッド、インクチューブ等の部品交換が必要となる場合があります。白インクをプリントしていない場合でも、1週間に1度必ず[ホワイトメンテナンス]機能を実施してください。
【詳細】 ホワイトメンテナンスの仕方は下記マニュアルをご参照ください。
『取扱説明書』-[第4章]-[白インク(ホワイト)の定期メンテナンス]
3
テスト作図後
[日常] ノズル抜けがあったヘッドと、
白ヘッドに対してノーマルクリーニングを実施
ノズル抜けがあったヘッドと白ヘッドに対してノーマルクリーニングを実施してください。白ヘッドは使用しなくても1日に1回必ずノーマルクリーニングを実施してください。
【作業時に実施する項目】
4
作業中:作図中のノズル抜けを予防する為に
[日常] 定期ワイピングの設定
設定した頻度で自動的にワイピングを行い、ノズル面に付着したインクミストを取り除きます。
【設定方法】 定期ワイピングの設定方法は下記をご参照ください。
『取扱説明書』-[第4章]-[自動的にノズル面の清掃をする]-[定期ワイピングの設定]
[日常] 定期クリーニングの設定
設定した頻度で自動的にクリーニングを行います。
【設定方法】 定期クリーニングの設定方法は下記をご参照ください。
『取扱説明書』-[第4章]-[自動的にノズル面の清掃をする]-[定期クリーニングの設定]
[日常] フラッシングレベルの設定
設定したフラッシングレベルでプリント中にフラッシングすることで、プリント中のノズル抜けを軽減します。
【設定方法】 フラッシングレベルの設定方法は下記をご参照ください。
『取扱説明書』-[第3章]-[各種設定]-[その他の便利な設定]
[日常] 特色リフレッシュレベルの設定
白インクをご使用の場合、通常のフラッシング設定をしていても、他のインクと特性が違うため、ノズル抜けを起こし易い傾向があります。プリンタに白インクをセットしている場合は、この特色リフレッシュ設定をして頂くことで白インクのノズル抜けを軽減できます。
【設定方法】 特色リフレッシュの設定方法は下記をご参照ください。
『取扱説明書』-[第4章]-[特色インクのノズル詰まりを防止する]
【終業時に実施する項目】
5
最終プリント終了後
[日常] ヘッドガードプレート面とヘッド保護アームの清掃
ヘッドガードプレート面に付着したインクミストがインク滴になり、メディアの表面に垂れてメディアを汚してしまいます。ヘッド保護アームにホコリが付着していると、そのホコリがヘッドのノズル面などに付着し、ノズル抜け等の不具合につながります。
【清掃方法】 ヘッドガードプレート面の清掃方法は下記をご参照ください。
『取扱説明書』-[第4章]-[作図中のインク滴のボタ落ちを防ぐ]
【清掃方法】 ヘッド保護アームの清掃方法は下記をご参照ください。
[日常] ワイパノズル、ワイパM、ワイプゴムのクリーニング
ワイパノズルとワイプゴムのクリーニングが不十分だと、ノズル抜け、ノズル詰まり等の不具合につながりますので、必ずワイパノズル、ワイパM、ワイプゴムを清掃、又は交換してください。
【清掃方法】 ワイパノズル、ワイパMの清掃方法は下記をご参照ください。
『取扱説明書』-[第4章]-[ワイパのクリーニング]
【清掃方法】 ワイプゴムの清掃方法は下記をご参照ください。
[日常] イオナイザの清掃
イオナイザの電極針にインクミストやホコリが付着していると、静電気除去の効果が弱くなります。静電気を除去せずにプリントし続けると、「ノズル抜け」、「ノズル詰まり」、「インクミスト」等の不具合につながりますので、必ず清掃してください。
【清掃方法】 イオナイザの清掃方法は下記をご参照ください。
『イオナイザ 日常のお手入れ』
[週1度] UV装置フィルタの清掃、交換
UVランプの前面に取り付けられているフィルタです。このフィルタが汚れているとUVランプの中に熱がこもり、UVランプの寿命が縮む恐れがありますので、必ず清掃、又は交換してください。
【交換方法】 UV装置フィルタの清掃、交換方法は下記をご参照ください。
『取扱説明書』-[第4章]-[UV LED装置のフィルタを交換する]
[月1度] 冷却ファンフィルタの清掃、交換
カバーの中にこもる熱を逃がし、カバー内のインクミストを軽減する為のファンに取り付けられているフィルタです。
【交換方法】 冷却ファンフィルタの清掃、交換方法は下記をご参照ください。
『取扱説明書』-[第4章]-[冷却ファンフィルタを交換する]
[月1度] ミスト吸引フィルタの清掃、交換
フラッシングエリアにあるミスト吸引フィルタです。
【交換方法】 ミスト吸引フィルタの清掃、交換方法は下記をご参照ください。
『取扱説明書』-[第4章]-[ミスト吸引フィルタを交換する]
[月1度] 温水レベルの確認
温水タンク内の水位を確認し、足りない場合は水を加えてください。
【確認方法】 確認方法は下記をご参照ください。
『取扱説明書』-[第4章]-[温水装置の水を交換する]-[不凍液混合水の交換方法]-[温水交換モードを使って交換する]
[年1度] 温水交換
1年に1回温水を新しいものに入れ替えてください。
【交換方法】 温水の交換方法は下記をご参照ください。
『取扱説明書』-[第4章]-[温水装置の水を交換する]-[不凍液混合水の交換方法]-[温水交換モードを使って交換する]
必ず、「水1000cc」:「不凍液500cc」=「水2」:「不凍液1」の割り合で混合してください。 不凍液を多めにいれてしまうと温度が上がりにくく、温水エラーが発生します。
6
電源OFF後
[日常] テーブル面、外装カバー面の清掃
テーブル面、外装カバー面にホコリが無い状態にしてください。ホコリが溜まってきた時に、プリントヘッドキャリッジの面にホコリが付着し、「ノズル抜け」、「ノズル詰まり」等の不具合につながる可能性があります。