日常のメンテナンスは何がありますか?

  • お客様に行なって頂く必要のあるメンテナンスは下記になります。この他に、プリンタが自動で行なうメンテナンスがありますので、本機は休日でも電源を切らないようにお願い致します。

各詳細は『取扱説明書』-[第4章]をご参照ください。
※本機に標準添付されている洗浄液はRcインク用ですが、Sbインクに使用しても害はありません。ただし、洗浄力の面からSbインクには「Sb210用メンテナンス洗浄液キット」(品番:SPC-0701)を使用してください。

【1日の作業終了後】
毎日の作業終了後、下記の3項目[1]~[3]を実施してください。

1
キャッピングステーションのメンテナンス
[効果]:
インクミストや埃を除去し、ノズル状態の改善、ノズル抜けの予防効果があります。
[手順]:
[ST.MAIN]キーを押し、[ノズルセンジョウ2]を選択し、実行します。
一回のシーケンスで「ヘッド周辺」、「ワイパ」、「ワイパクリーナ」、「ワイパ下のスポンジ」、「キャップゴム」、「ノズル面」の全ての清掃を一連の流れで実施出来、便利です。

詳細は下記マニュアルをご参照ください。
取扱説明書』-[第4章]-[キャッピングステーションのメンテナンス]-[ヘッドノズル面のメンテナンス]

2
ミストファンフィルタのクリーニング
[効果]:
ミスト吸着の効率を高め、プリンタ内部のインクミストによる汚れを軽減し、ミスト汚れによる誤作動を予防します。

3
廃インクタンクの確認
[効果]:
廃インクが廃インクタンクから溢れることを予防します。
廃インクセンサが付いていないため廃インクが満タンになってもワーニングは発生しません。
インクが溢れない様、廃インクタンクに溜まったインク量をご確認頂き、必要があればインクを廃棄してください。

【1週間に1度(週末の作業終了後)】
1
インク排出路の洗浄
[効果]:
インク排出路内(キャップから廃インクタンク間の経路内)の廃インクが放置され、凝固してインク詰まりになることによるクリーニング動作不良を予防します。

2
外装のお手入れ
[効果]:
埃がメディア表面やベルト面に落ち、プリント中の動作によりプリントヘッド表面やキャップゴムに付着し、ノズル抜け、ノズル詰まりの原因となることを予防します。

3
引き剥がしセンサのクリーニング(Tx400Bの場合)
[効果]:
プリント中のインクミストや、プリント後のメディア乾燥時に発生する蒸気等によりこのセンサが汚れ、巻き取り装置の動作が不安定になる、又は反応しなくなることを予防します。

4
スパイクローラのお手入れ(Tx400Dの場合)
[効果]:
スパイクローラに付着したメディアの前処理剤や繊維クズを標準添付品の樹脂ブラシで清掃することにより、サビの発生を予防します。スパイクローラにサビが発生すると、メディアを正常にフィードさせることができなくなる恐れがあります。

【長期間(1週間以上)使用しない場合】
1
「ホカンセンジョウ」の実行
[効果]:
12時間以上電源を切って放置すると本装置の制御の特性上、キャップをした状態であってもキャップの中にインクが溜まり、ノズル詰まりの原因となってしまいます。インク経路内やキャップ内などでのノズル詰まりを予防します。
[手順]:
詳細は下記マニュアルをご参照ください
取扱説明書』-[第4章]-[キャッピングステーションのメンテナンス]-[長期間使用しない場合]


Return to Content

ページの先頭へ戻る