- 日常メンテナンスについて、下記に概要を記述します。基本的には『日常のお手入れ』を参照し、『取扱説明書』も合わせてご確認ください。
1. 始業前:
白インクをご使用の方はプリント前にカートリッジを振ってからセット
してください。
この時、強く振るとインクが漏れる可能性がありますので注意してください。
【カートリッジの振り方】
カートリッジにインクが付着していたり、カートリッジからインクが漏れたり
する可能性がありますので写真のように手袋を着用の上、差込口側にウエスなど
を当ててインクを流す様に左右に20 回以上振ってください。
強く振り過ぎると内部のパックを傷つけ、インク漏れの原因となる恐れがあり
ますので慎重に行ってください。インク残量が少ない場合は、十分に攪拌できない
可能性がありますのでカートリッジが縦になるまで傾けてください。
2. 1日の作業の終わり:
・ヘッドクリーニング、ノズル洗浄を実施してください。
参照:『取扱説明書 』->[第2章 基本的な使い方]->[ヘッドクリーニングを実行する]
『取扱説明書 』->[第4章 お手入れ]->[ノズルを洗浄する]
・ワイパのクリーニング、キャップのクリーニングを実施してください。
参照:『取扱説明書 』->[第4章 お手入れ]->[ワイパのクリーニング]
3. 白インクのメンテナンス (ホワイトメンテナンス):
本機は白インクの沈殿を防ぐため、白インク循環機能を搭載しています。
白インクを1日2cc※以上、毎日消費している場合はホワイトメンテナンスを
行う必要はありませんが、毎日使用しない場合は2週間に1回ホワイトメンテ
ナンスを実施してください。
参照:『取扱説明書 』->[第4章 お手入れ]->[白インク(ホワイト)のメンテナンス]
※2ccの目安はノーマルクリーニング4回分または、10cm × 10cmのベタプリント
15回分に相当します。
4. 廃インクが溜まった時:
廃インクタンクとワイパボトルに溜まったインクは地域の条例に従って処分してください。
参照:『取扱説明書 』->[第4章 お手入れ]->[廃インクが溜まったら]
5. インク滴のボタ落ちを防ぐために:
キャリッジ下面には、作図中のミストによるインク滴が発生することがあります。
インク滴が垂れるとメディアが汚れたり、かすれや抜けの原因となりますので、
専用の清掃棒と洗浄液でヘッド側面を清掃してください。
参照:『取扱説明書 』->[第4章 お手入れ]->[作図中のインク滴の垂れを防ぐ]
6. その他:
・不凍液混合水の交換
参照:『取扱説明書 』->[第4章 お手入れ]->[不凍液混合水を交換する]
・LED-UV照射口(ガラス)を清掃
参照:『取扱説明書 』->[第4章 お手入れ]->[作図中のインク滴の垂れを防ぐ]