ヘッドギャップの調整はどの様に行いますか?

  • ヘッドギャップとは、「メディアのプリント面からヘッド面までの距離」を言います。このギャップが小さいほど、インクが真直ぐに吐出される為、正確な作図が可能です。弊社の推奨ヘッドギャップは1.5mmです。

下記のメニューに従い、ヘッドギャップを設定します。
この方法でヘッドギャップを調整するのが基本です。



注意1)
メディアのプリント面が平面でなく凹凸がある場合、凹面(プリント面の最下点)からヘッド面までのギャップは、「設定したヘッドギャップの値」+「凸面と凹面の高低差」の値となり、“ヘッドギャップ”で設定した値よりも大きくなります。



メディア面の凹凸がある場合、その高低差は2.0mm以内として下さい。
広いギャップで使用する時の注意をご参照下さい。
凹凸の高低差が2.0mm以上あるメディアのプリント面にプリントすると、インクミストが発生しノズル詰まりが発生する可能性が高くなります。

注意2)
下記A~Eの状態のままギャップチェックを行い、作図を開始するとヘッドギャップの設定値以上に実際のヘッドギャップが大きくなり、インクミストやノズル抜け等の不具合につながりますので、下記の状態を改善してからギャップチェックを行い、プリントを開始して下さい。

A.「セットしたメディアに反りが無いか」
B.「治具自体が反っていないか」
C.「テープやメディアが剥がれていないか」



D.「メディアが治具からはみ出していないか」



E.「小さなメディアを並べたときに、メディア間の高低差は大きくないか」
メディア間の高低差が大きければ大きいほど、背の低いメディアの表面ではインクミストが起き易くなります。



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