オーバーカット防止のためのオーバーカット補正とは?

  • 下記をご参照ください。

プロッタの中心は、片刃ならば刃の先端部分、両刃ならば中央の先端部分から
垂直な軸が中心になります。
実際にカットすると、カッターはデータ通りに移動しますから、刃の進行方向
に対して、切り終わりの時点でワークの上辺に向かって切込みが入ります
(Aの部分)。



カッターを実際の線分より手前で停止させることにより、必要以上にカット
しないようにする機能が、オーバーカット補正機能です。
上図ではAの値分オーバーカットしますから、Aの値を補正量として設定します。
※オーバーカット補正を使用すると、製品となる部分をカットすることが無く
なりますが、カッターを手前で止めるので、切り残しが発生します。

カット補正の設定方法は、
1. メニュー[設定]の[基本DBへのアクセス]を選択してください。
2.[基本DBの設定]というダイアログが現れます。
  ダイアログ内の[刃の種類]という項目を選択すると、刃の一覧が表示されます。
3. 使用する刃の補正量の欄に補正値を入力します。
  補正値は0の状態で一回出力し、データの長さと実際にカットされた物を比較
  して、補正値を入力します。


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