- 静電気対策をせずに使用すると印刷不良、機器の故障などの不具合に
つながるので対策は必要です。
[事例と対策方法について]:
1. 静電気による悪影響
・プリントヘッドから吐出されたインク滴が正確な位置に着弾せず、
不鮮明なプリントになります。
・インクミストが重要な部品に付着し、プリンタが破損する恐れがあります。
・インクミストがプリントヘッドのノズル面に付着することで「ノズル詰まり」や
「飛行曲がり」が発生し、プリントヘッドの交換が必要になる恐れがあります。
・インクミストがキャリッジ底面に付着し、プリント中にメディア表面に
「インクのボタ落ち」が発生する恐れがあります。
2. 静電気を除去する方法
・静電気除去装置(オプション品)を取り付けることでメディア表面の静電気を
軽減することができます。
品名:「JFX200 OPT イオナイザ」(品番:OPT-J0342 )
詳細は『Q:どの様なオプション品がありますか? 』を参照してください。
・部屋の湿度を上げてプリントしていただき、結果をご確認ください。
※部屋の湿度はマシン仕様範囲内の35~65%Rhで設定してください。
・プリンタが確実にアースされていることを確認してください。
※電気工事士による確認をお願いします。
・セットしたメディアの表面をアルコール等を浸した布で拭くことで
静電気が軽減されますが、拭いた跡がプリント後に浮き出てくる場合が
ありますのでご注意ください。
※また、じゅうたんの上にプリンタを設置すると静電気が発生しやすくなります。