- シートの送り速度(アップスピード)の設定を遅く(数値を小さく)してみてください。
シートの送り速度(アップスピード)が速すぎると、メディアが滑るなどでメディア搬送にズレが生じたり、
出力長さが変わってしまう可能性が考えられます。
次の手順でシートの送り速度(アップスピード)を下げてください。また、クランプの圧力も確認してください。
【事前にご確認ください】液晶が英語表示になっている場合は日本語に変更してください。手順はこちら |
カット結果が適切でない場合は以下の対処方法をご確認ください。
症状 | 原因 | 確認事項 |
出力長さが変わってしまう | シートの送り速度(アップスピード)が速過ぎる | 「対処方法1」をご確認ください |
クランプ圧力が不適切 | 「対処方法2」をご確認ください |
2.①∧∨キーで「セッテイ」を選択し、②ENTER/HOLDキーを押す
3.①∧∨キーで「アップスピード」を選択し、②ENTER/HOLDキーを押す
4.「アップソクドX」の設定値を①∧∨キーで選択し、②ENTER/HOLDキーを押して設定
※カッターを移動する際に、シート前後方向へ移動する速度を設定します。設定値「AUTO」を推奨します(出荷値は73) 。
5.「アップソクドY」の設定値を①∧∨キーで選択し、②ENTER/HOLDキーを押して設定
※カッターを移動する際に、シート左右方向へ移動する速度を設定します。設定値「AUTO」を推奨します(出荷値は100)。
6.ENDキーを何度か押して、ローカル画面に戻す
以上で、設定完了です。
対処方法2
クランプ(ピンチローラーでシートを押さえる機構)の強/弱を、左右対称になるよう設定してください。
例えば3点押さえの場合、クランプを「強 弱 弱」のように左右非対称にすると、シートを押さえる圧力が不均一になるためシートズレの原因になります。
本体背面にあるツマミを上げ下げして設定します。
両端にあるレバーのクランプ力は、必ず「強」モードでご使用下さい。「弱」モードで使用すると、シートズレ(カット歪み)の原因になります。
中間のクランプも「強」モードにし、シートにグリットローラーの跡がつく場合は「弱」モードをお選びください。