- シートの送り速度(アップスピード)の設定を遅く(数値を小さく)してみてください。
シートの送り速度(アップスピード)が速すぎると、メディアが滑るなどでメディア搬送にズレが生じたり、
出力長さが変わってしまう可能性が考えられます。
次の手順でシートの送り速度(アップスピード)を下げてください。また、クランプの圧力も確認してください。
【事前にご確認ください】液晶が英語表示になっている場合は日本語に変更してください。手順はこちら |
カット結果が適切でない場合は以下の対処方法をご確認ください。
症状 | 原因 | 確認事項 |
出力長さが変わってしまう | シートの送り速度(アップスピード)が速過ぎる | 「対処方法1」をご確認ください |
クランプ圧力が不適切 | 「対処方法2」をご確認ください |
![](/archives/047/202301/7a5100d9b12546ec8fcca6e48f373e69334ad5ad1d115753c40f2d296ab8597f.jpg)
2.①∧∨キーで「セッテイ」を選択し、②ENTER/HOLDキーを押す
![](/archives/047/202301/c0ecd7ebb3b481553e7e9ef1e2c84938e7c8013b259099d9376e2c79db935814.jpg)
3.①∧∨キーで「アップスピード」を選択し、②ENTER/HOLDキーを押す
![](/archives/047/202301/43f8ab46f50729eb09fc52d759559267528f05bbe4ad726b7432b8d00041e12b.jpg)
4.「アップソクドX」の設定値を①∧∨キーで選択し、②ENTER/HOLDキーを押して設定
![](/archives/047/202301/f7bbb640ea0508c19eaafcf52b4562d08e92a326f8bc7df41791b0b77370de9d.jpg)
※カッターを移動する際に、シート前後方向へ移動する速度を設定します。設定値「AUTO」を推奨します(出荷値は73) 。
5.「アップソクドY」の設定値を①∧∨キーで選択し、②ENTER/HOLDキーを押して設定
![](/archives/047/202301/0e0470f396ce771ac58df90a6394b349ad03434ab98f3068377a4190b1bd9be6.jpg)
※カッターを移動する際に、シート左右方向へ移動する速度を設定します。設定値「AUTO」を推奨します(出荷値は100)。
6.ENDキーを何度か押して、ローカル画面に戻す
![](/archives/047/202301/708044b97c3cf295753d9f715f65406873cbb50ccd2ed5883a67c4ddb625038e.jpg)
以上で、設定完了です。
対処方法2
クランプ(ピンチローラーでシートを押さえる機構)の強/弱を、左右対称になるよう設定してください。
例えば3点押さえの場合、クランプを「強 弱 弱」のように左右非対称にすると、シートを押さえる圧力が不均一になるためシートズレの原因になります。
本体背面にあるツマミを上げ下げして設定します。
![](/archives/047/202301/0b417117b8c4b4908d3983cd545da1d27c1870a12c3a7a7946e3807a69c21f7b.jpg)
両端にあるレバーのクランプ力は、必ず「強」モードでご使用下さい。「弱」モードで使用すると、シートズレ(カット歪み)の原因になります。
中間のクランプも「強」モードにし、シートにグリットローラーの跡がつく場合は「弱」モードをお選びください。