メンテナンスを実施しても抜けや飛行曲がりなどの吐出不良が解消されません

  • ノズル表面での異物発生が要因の場合、メンテナンス液16による強力メンテナンスで解消できる可能性があります。

【重要】

はじめてメンテナンス液16による強力メンテナンスを行う際は、必ず事前に手順を弊社エンジニアにお問い合わせください。

※すべての吐出不良を解消できるものではありません。

  ノズル表面の異物以外に起因する吐出不良は、解消できない場合があります。

 

【注意】

必ず事前に確認ください


強力メンテナンス手順
<手順1>

 ヘッドメンテナンスを選択し、メンテナンス液16でノズル面を清掃する。
 ①ローカルモード画面から [MENU] → [メンテナンス] を選択し [ENTER] キーを押す。
 ②[ステーションメンテ] → [キャリッジアウト] → [ヘッドメンテナンス] を選択し [ENTER] キーを押す。
   ・ヘッドがメンテナンススペースに移動します。
 ③付属のメンテナンスクロスを2つ折りにし、折り曲げ部分へメンテナンス液16を滴下し染み込ませる。
   ・滴下量:6cc (付属のスポイトで約3回分)
   ・必ずキットに付属されているクロスを使用してください。
   ・一度使用したメンテナンスクロスは再利用せず、常に新しいメンテナンスクロスを使用してください。


 ④メンテナンスカバーを開き、吐出不良が発生しているヘッドのノズル面にメンテナンス液16を浸透させる。
  ・メンテナンス液16を染み込ませたメンテナンスクロスをヘッドのノズル面全体に2~5分間押し当て続けて
   ください。
  ・ノズル面をこすったり、指で強く押さえつけたりしないでください。
   ノズル面が傷つき、吐出不良の原因になります。


 ⑤メンテナンスカバーを閉めて[ENTER]キーを押す。
 ・終了後、放置せずすぐに次の手順2を実施してください。

 

<手順2>
 すみやかにヘッドクリーニング(ハード)を実施する。
  ヘッドクリーニングの手順は、「取扱説明書」を参照ください。

 

<手順3>
 テストプリントを実施し、吐出不良が復旧したかどうか・プリント結果の色に異常がないかの2点を確認する。
 ■復旧しない場合
    手順1に戻り、新しいメンテナンスクロスで再度ノズル面の清掃を実施してください。
  3回実施しても改善傾向が見られない場合は、弊社テクニカルコールセンターまでお問い合わせください。

 ■復旧したが色に異常(色が薄い、混色)がある場合
  クリーニング、日常メンテナンス用のメンテナンス液(メンテナンス液16使用不可)を用いて
  インク排出路洗浄、ワイパー清掃を実施してください
  改善傾向が見られない場合は、弊社テクニカルコールセンターまでお問い合わせください。

 ■復旧し、色に問題ない場合
  作業は終了です。

 

<参考動画>
『UVインク向けメンテナンス液の種類と選び方』



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