- 以下のような原因が考えられます。
下記の手順でメンテナンスを行ってください。
・ヘッド表面に異物が付着し、ノズル部分を塞いでいる。
・長期間使用しなかった場合などは、ヘッド表面が乾燥して、ノズルが詰まっている。
・空気が混入するなどして、インクを正常に吐出できない。
・ヘッドとメディアを擦ったりして、ノズル部分が損傷している。
以下の手順でメンテナンスを行ってください。
注:※作業前にインクがニアエンドになっていないこと、
洗浄液カートリッジがエンドになっていないことをご確認ください。
※ご使用の機種・インク種類によって部品や洗浄液が異なります。
詳細については『取扱説明書』に記載されている以下の項目をご確認ください。
※説明画像はJV33Seriesを使用しています。
CJV30 Series : 第6章 お手入れ
JV33 Series : 第4章 日常のお手入れ
JV34-260 : 第5章 お手入れ
JV5 Series : 第4章 日常のメンテナンスについて
1. ノーマルクリーニングを実施してください。
2. 手順1実施後のテスト作図でも異常がある場合は、ハードクリーニングを
実施してください。
※この時、ノズル抜けの発生箇所が変化している場合は、空気が混入して
いる可能性が高いと考えられます。
空気の混入に対してはインク充填が効果的なので、手順3を実施後に
手順5を実施してください。
手順5を実施しても解消されない場合は、手順4を実施してください。
3. 手順2実施後のテスト作図でも異常がある場合は、以下を実施してください。
・ワイパとキャップの清掃
・ヘッド周辺の清掃
※清掃の際、ノズル面に直接触れないようにしてください。
ワイパやキャップ周辺はインクや埃、紙粉が溜まりやすい場所です。
汚れているとヘッド自体にも汚れが付着してしまいますので、こまめな清掃が必要です。
クリーンスティックにメンテナンス洗浄液を浸してインクを落とした後、
新しいクリーンスティックで乾拭きするようにしてください。
ヘッド周辺のヘッドベース下面はゲル状になったインクや、
メディアの繊維が埃となって付着する事があります。
クリーンスティックにメンテナンス洗浄液を浸してインクを落とした後、
新しいクリーンスティックで乾拭きするようにしてください。
ヘッドそのものは非常に繊細なメカニズムを採用しておりますので、
お手入れの際は十分ご注意ください。
清掃が終わったら、ノズル洗浄を1分実施してください。
4. 手順3実施後のテスト作図でも異常がある場合は、ノズル洗浄を
15分以上実施してください。
※長時間設定する事で、ノズルの復旧率が上がります。
(1回に設定できる時間の最長は99分です。)
5. 手順4.実施後のテスト作図でも異常がある場合は、インク充填を実施してください。
6. 手順5実施後のテスト作図でも異常がある場合は、弊社テクニカルコールセンター
までご連絡ください。