色再現性向上方法について

インク

弊社インクを使用される際の、生産ロットによる色再現性の向上方法ついてご案内申し上げます。

一般にスクリーン捺染工程におきましても、インク以外の要因によりロットによる色振れが往々にして発生します。インクジェット捺染インクも基本的に同じ種類の染料を原材料としているため、スクリーンと同様の色振れの要因があります。さらに糊剤を布に塗布する前処理工程においても配慮が必要となります。

色再現性: 同一絵柄を同一布に対しプリント、後処理した際の発色差異を示します。
色振れ : 上記と同義語。一例としてサンプルプリント時と量産プリント時の発色差異を示します。

インクジェット捺染での色振れ事故を防ぐため以下の各点をご理解のうえ、ご注意いただくようお願い申し上げます。
尚、弊社プリンタ・インクに直接起因する色振れ以外は、弊社の保証の限りではありませんので合わせてご了解をお願い申し上げます。
変わらぬご愛顧と、貴社インクジェット捺染ビジネスのご発展をお祈り申し上げます。

1.色再現性の低下要因

同じ布でありながら発色が異なる主な要因として以下のものがあります。

(1)布の前処理条件(含むP 下条件) 例:装置、設定条件、前処理剤
(2)前処理後の布の保存条件 例:日数、温度、湿度、日光照射
(3)プリント条件 例:解像度、プリント時の温湿度
(4)後処理までの保存条件 例:日数、温度、湿度、日光照射
(5)後処理条件 例:装置、温湿度、処理時間、ソーピング剤、洗い回数

※特に反応染料インクは前処理済み布の保存条件による色再現の低下が起きやすいためご注意ください。

2.再サンプルプリントの実施

サンプルプリント後オーダーが決まり、量産プリントが期間を空けて行なわれる場合、上記の各条件が異なってくる場合があります。再度サンプルプリントによる色再現試験をお勧めします

3.推奨前処理レシピーの使用

弊社推奨レシピーは、純正インクに適合し、極力色振れの少ないよう調合されています。推奨処理レシピーの詳細に付きましては「Tx シリーズ捺染インク使用ガイダンス」をご覧ください。

4.プリント後の処置

プリント後は出来るだけ速やかに後処理を行ってください。特に反応染料インクはプリント後の放置時間と保存湿度の影響を受けやすいためご注意ください。異なるロット間の保管環境・保管時間は極力同一となるようご配慮ください。

5.グレーバランス

2色以上の配合色は各インクの染着特性と前後処理条件の違いによる色振れが現われやすい傾向があります。特に薄い3次色(グレー、茶色、ベージュ等)は目立ちやすいため、複数のサンプルプリントにより、クライアントに色振れ範囲を事前に了解を得るようにしてください。


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