リトアニア国立図書館での「« JŪRA YURA » Photographs by Kodo CHIJIIWA National Library of Lithuania」展への協力

コラボレーション
MIMAKIの取り組み
写真家:千々岩 孝道 様
「JV330-160」および「TS330-1600」で展示作品のプリントを実施いたしました。

使用した製品


リトアニア共和国ヴィリュニスにある、リトアニア国立図書館にて開催される
「« JŪRA YURA » Photographs by Kodo CHIJIIWA National Library of Lithuania」展に協賛し、当社プリンタで作品をプリントいたしました。
■日程:2024年5月28日(火)から8月4日(日)まで
■会場:リトアニア国立図書館(Google map)
    Gedimino pr. 51, Vilnius, 01109 Vilniaus m. sav., Lithuania

■イベント詳細:« JŪRA YURA » Photographs by Kodo CHIJIIWA National Library of Lithuania 展示会詳細
■関連サイト:リトアニア国立図書館
       千々岩 孝道 様
       ヨリータ ルネ 様(キュレーター)
■入場料:無料


「簡素さの中に感じる美」 「不完全の中にある完全さ」


ー日本の文化である侘び寂び。
それに通ずる美に対する視点や価値観において、
リトアニア人と日本人の間には共通点が見られる。ー


昨年行われたリトアニア国立美術館での写真展に続き、リトアニア国立図書館で開催される写真家・千々岩孝道 様の写真展。
今回も当社の持つプリント技術で展示にご協力させていただきました。

"写真家の作品における自然は、私たちが宇宙とつながる独特の脈動であり、生命の多面的な多様性によって結ばれているすべてのものの相互関係を証言している。
千々岩の写真は、大地、水、空気、火という4つの要素の存在を浮き彫りにしている。
人間がいないことで、見る者は風景に生息する他の存在に目を向けざるを得ない。
こうした自然のエネルギーの動きの絶え間ない循環は、揺れ動き、突風に吸収され、柔軟な物質に変化する植生の世界など、作家の物質写真に写し出されている。"
(キュレーター:ヨリータ ルネ様寄稿文より)

今回、当社ではフラグシップモデルである330Seriesを用いて出力を行っております。
JV330にて出力を実施した作品の他、TS330にてプリントを実施した垂れ幕作品が展示されております。
日本国内からは距離が離れておりますが、お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。


千々岩 孝道 様写真

写真家:千々岩 孝道 様


JV330-160での出力の様子

新作「Kuma river」の出力の様子


写真展会場の様子


展覧会について(千々岩 様プレスリリースより抜粋)


この展示のタイトル「JŪRA YURA」は、2つの同音異義語から構成されています。「JŪRA」はリトアニア語で「海」を意味し、「YURA」と発音されます。
一方、「Yura」は日本語で「ゆらめく」という意味となります。
 「雨の中で立って荒れ狂う海を見ると、私は受動的な存在としての自己を認識する。スケールは少しずつ変化し、時間 は水平に流れてる。そこからは、過去と未来の両方を含む特別な時空間を見渡すことを可能とし、私自身、時間の証人 として、流れの一部に加わりる事で、山を下り、川に流れ込み、海に広がり、空に昇り、土に戻るのです。」 (千々岩 孝道 « JŪRA YURA »寄稿文より抜粋)

作家自身によるエキシビジョンツアーと地域コミュニティーを対象としたワークショップ、カタログ販売並びに、ブローシュア販売の他、展示作品販売も行う予定です。


昨年実施された千々岩 孝道写真展 「JŪRA YURA」について


昨年(2023年)日本とリトアニアの外交関係100年を記念して実施された、千々岩 孝道写真展 「JŪRA YURA」。
リトアニア共和国にも製造拠点を置く当社に千々岩様よりお声掛けいただいてから協力がスタートし、
当初の会期期間を2度延長するほどの多くの反響を得て、写真展が閉幕いたしました。

昨年開催された写真展に関する記事はこちらからご覧ください。
(別タブにて記事を閲覧いただくことが可能です。)


千々岩 孝道写真展 「JŪRA YURA」



閉幕後、開催地のM.K.チュルリョーニス国立美術館には、
弊社製品JV100-160(AS5インク、CMYKLcLmLkOr仕様)にて出力した作品2点が永久保存されております。


Yurameki#05 / Drebéjimas#05 2015 Rasalinis spausdinimas /Inkjet Fineart 500 × 500 mm Atspausdinta / Printed by Mimaki


Yurameki#07 / Drebéjimas#07 2017 Rasalinis spausdinimas / Inkjet Fineart 500 × 500 mm Atspausdinta / Printed by Mimaki




写真展作品を出力した製品


Roll to Roll
エコソルベントインクジェットプリンタ


JV330-160

使用インク:SS21(CMYKLcLmLkOr仕様)




昇華転写インクジェットプリンタ


JV100-160

使用インク:Sb410(Bl M Y K仕様)


千々岩 孝道


1976年佐賀県出身、2003年より屋久島在住。2008年ドイツ ベルリンにて写真家 Iris Jankeのアシスタントを務めた後、自身初の個展を開催しフリーランスフォトグラファーとして在独。2015年フランス アルル Les Rencontres de la photographie dʼArles 期間中にGalerie HUITにて開催された What’s up PHOTODOC グループ展に展示参加。同年、共同設立者としてフランス人写真家Antonin Borgeaud氏とアートディレクターにCleo Charuet氏を迎え、Yakushima Photography Festival(YPF)を設立し、日仏共同主催による第一回屋久島国際写真祭を開催。2016~2019年フランス アルル Les Rencontres de la photographie dʼArles 開催期間中にてYPFギャラリーを出展し、好評を得る。2019年フランス・ブルターニュ地方に位置するロギビーデラメールにてフォトフェスティバル BZH PHOTOの第一回アーティストインレジデンス作家として招待され、同年7月に展示を行う。2020年、Art space M1997よりアーティストインレジデンス作家として招待を受け、2021年9月に「瞬刻のタブロー | Twinkling tableau」展を開催、また 同月にArt space M1997キュレーションによる、Kyotographie satellite event KG+ にて「流動との対話 | Dialogue with flow」展を開催。2023年4月中国・上海にて開催された PHOTOFAIR Shanghaiに株式会社SIGMAブースから出展、また同年5月フランス・モンペリエ Galerie Esther Woerdhoff にて、BZH PHOTO主催「4 REGARDS SUR LE LITTORAL」に出展した。同年6月にはリトアニア共和国カウナスに位置するM.K.チュルリョーニス国立美術館にて美術史家であるヨリータ ルネ氏をキュレータとして迎え「JŪRA YURA」展を開催した。


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