産業⽤インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタを手掛ける株式会社ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、代表取締役社長/池田 和明)は、10月19日から米ネバダ州ラスベガスで開催される世界最大規模の印刷関連展示会PRINTING United Expoに出展(ブース:#C8123)し、テキスタイル用途に向けた新しい顔料転写印刷を展示紹介します。
同展で紹介される印刷技術は、転写紙メーカーのNeenah Coldenhove 、転写機メーカーのKlieverik Heli BV とのコラボレーションによるもので、Neenah Coldenhoveの顔料転写紙Texcol®がベースとなっています。Texcol®は、幅広いテキスタイルに水を用いずにワンステップで転写可能な転写紙です。これまで繊維製品への印刷には、水を使った複雑な前処理や後処理が必要となっていました。当社では、1台で布にも紙にも対応可能な同社ハイブリッドテキスタイルインクジェットプリンタの「Tx300P-1800 MkII」とKlieverik Heli BV の転写機「VERTEX」とTexcol®転写紙を用いたデモ展示によって、こうした処理工程を省き、コストおよびCO2排出量を削減するサステイナブルなテキスタイル印刷を紹介します。
この顔料転写印刷は天然繊維から化繊、混紡までさまざまな素材に対応します。転写紙へ印刷した後は熱と圧力工程のみでテキスタイルにプリントできるため、前処理や後処理、インク種といったテキスタイル印刷で求められる複雑な知識は必要ありません。本印刷技術は高い発色性も特長の一つで、未処理布へのダイレクト印刷と比べて高濃度な発色を達成しています。また、印刷工程に水を使用しないため汚水や排水の処理が不要となり、場所を問わずに生産可能な新時代のテキスタイル印刷を実現します。
ミマキエンジニアリングは「新しさと違い」の経営ビジョンのもと、サステイナブルの実践にも注力しています。当社の印刷技術は常にお客様のニーズを中心に開発されてきました。環境配慮への意識が高まる現在の市場環境において、当社はテキスタイル分野に向けた新たな印刷技術を開発し、できるだけ環境負荷を抑えながら、最高の成果を得られるプリンタをお客様に提供できるよう取り組んでいます。
今後も3社は、テキスタイルへの新たなプリント方法の実現を通じ、市場へインパクトを与え、最高の結果を出すことを目指してコラボレーションを継続してまいります。
PRINTING United Expoに関する詳細は、公式ページ(https://www.printingunited.com/)をご参照ください。
株式会社ミマキエンジニアリングについて
ミマキエンジニアリングは、産業⽤インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタおよびそのインク、ソフトウェアの開発・製造・販売・保守を⾏っています。サイングラフィックス、インダストリアルプロダクツ、テキスタイルアパレルの市場に向け、プリント工程のトータルソリューションを提供することにより、お客様に常に「新しさと違い」をお届けするイノベーターを目指しています。
企業・IRサイト: https://ir.mimaki.com/
製品サイト: https://japan.mimaki.com/
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