インクジェットプリンタとカッティングシステムのリーディングメーカーであるMimakiは、FESPA 2019のEuropean Digital Press Association(EDP)の年間賞授賞式で2つの賞を受賞しました。
ミマキのTiger-1800B MkIIはその日の優勝者となり「ロールタイプ 捺染プリンター 時速100平方メートル/h以上」部門で最初の賞を受賞、そしてRimslow TRシリーズの完全なソリューションとともに「プレス前後処理ソリューション」部門で2つめの賞を受賞しました。
第13回EDPアワードコンテストでは、5つの主要部門に100を超えるエントリーが行われ、28の製品が受賞者として発表されました。品質、ユーザーにとっての価値、環境への影響など、さまざまな基準に基づいて選ばれた受賞者は、ヨーロッパ25カ国で50万人以上の読者を持つ、デジタルプリント業界の主要な業界誌20誌から選出されました。
Tiger-1800B MkIIは、最大385m2/hのプリントスピードで直接印刷または紙への転写を行える高生産向テキスタイルプリンターです。最大1200 x 1200 dpiの高画質プリントモードの追加により、速度重視~画質重視まで、仕事に合わせた生産方法を選択することができます。
あらゆる種類の布や紙を扱うことができるこのプリンターは、タペストリー、室内装飾、ファッションアパレルと、幅広い用途に使用できます。
Tiger-1800B MkIIのその他の重要な機能として、MAPS(Mimaki Advanced Pass System)とNRS(Nozzle Recovery System)があげられます。
MAPSは、グラデーションを印刷時に各パスのエッジを広げることによって、印刷途中のバンディングと色ブレを防ぎます。NRSは、印刷を中断することなく、不良ノズルを動作中の他ノズルと入替えます。
これらの機能により、プリンターの性能がより向上し、生産性と品質を高めています。
Mimaki Europeプロダクトマネージャー、Bert Benckhuysenのコメント:
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市場のニーズに注意深く耳を傾け、常に顧客のために自社製品を改善の努力していることを認めていただき、デジタルテキスタイルプリントにおける強力な力となるべく、当社の立場を実感しております。
Tiger-1800B MkIIとTRシリーズによって、コーティング、印刷、スチーム、ウォッシングといったテキスタイル生産工程の全ワークフローのコントロールが可能となります。
スタンドアロン製品ではなくワークフローソリューション全体をご提供することで、より安定した信頼性の高い生産ラインを構築することができます。これにより、顧客は他社の製品よりも優れた自社製品の企画やデザインに注力できるようになります。
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Mimaki Europeは、6月20日~26日にスペイン・バルセロナで開催される「ITMA 2019」(ホール3、スタンドB110)にて、Tiger-1800B MkIIとTRシリーズをともに展示します。