株式会社ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、代表取締役社長/野口 幹夫)は、2011年9月に発売したUV硬化インクジェットプリンタ「UJF-3042FX」の追加モデルを発表。新たに厚さ150mmの素材に対応するフラットベッドを備え、インクスロットを2基追加することにより6色+白に対応した新製品「UJF-3042HG」を2012年2月10日より発売開始いたします。
「UJF-3042HG」は、専用出力ソフト(RasterLinkPro5 IP)を同梱して、価格据え置き330万円(税別)でご提供いたします。
【更なる高みへ、美しく進化したLED-UV方式のダイレクトプリント】
■主な特長
1.A3サイズ、厚み150mmまでの立体物にダイレクトプリント
従来ではプリント困難な厚みの立体素材へのプリントが可能
2.多様なインク展開
インクスロットを2基追加し、6色のインクがセット可能
3.顔料の沈殿を防ぐ白インク循環システムMCS (Mimaki Circulation System)
白インクの効率的使用を実現
■詳細
1.A3サイズ、厚み150mmまでの立体物にダイレクトプリント
A3サイズ対応のフラットベッドを採用し、厚み150mmに対応。従来のモデルでプリントが困難だったサイズの立体物の素材に、ダイレクトにプリントできるようになりました。たとえば、小型スピーカーや収納ボックスなどの成形品をおしゃれに変身させるなど、アイデア次第でビジネスの可能性がぐんと広がります。
また好評のLED-UV方式は、LEDが紫外線を照射しインクを瞬時に硬化させて素材に定着させるので、樹脂、金属、木材等にフルカラーダイレクトプリントが行えます。もちろんLEDならではの省電力&長寿命のエコロジー仕様です。
2.多様なインク展開
従来モデルよりインクスロットが2基追加され、6色のインクがセットできるようになりました。4色に比べて、より高精細で美しい階調処理を実現。さらに、ホワイトやクリアインクを加えることにより、「透明素材への白インク裏打ち」や「光沢仕上げ」「マット仕上げ」など多様化するニーズに、高級感のある豊かな表現力で対応できます。
3.顔料の沈殿を防ぐ白インク循環システム(MCS)
白インクを定期的に循環させ、顔料の沈殿を防ぐMCSを搭載しました。白インクを効率的に利用でき、廃液も削減しました。
(※)MCS=Mimaki Circulation System
【メンテナンスの負担を軽減する多彩な機能を装備】
■ノズルリカバリー機能
ノズルリカバリー機能がプリント画質を暫定的に回復させダウンタイム(稼動停止時間)低減に大きく貢献します。
※ノズルリカバリー機能は、あくまでも暫定的に画質を回復させる機能であり、回復できる程度にも限度があります。恒久的なトラブル回復には当社サービスマンによるメンテナンスをご用命ください。
【好評のプライマー自動塗布機能】
1.生産効率を落とすことなくプライマーを自動塗布
1.生産効率を落とすことなくプライマーを自動塗布
2.必要なところにだけ
従来のプライマー塗布が手作業による全面塗布であったのに対し、インクジェット方式による自動塗布機能では、必要な個所に部分的にプライマーを塗布することができ、素材の質感を活かした仕上がりが可能です。
【用途広がる豊富なUVインクバリエーション】
用途やメディアに応じて、多彩なインクセットの中から最適なUVインクをお選びいただけます。
【主な仕様】
【標準価格】
3,300,000円(税込価格:3,465,000円)
標準価格には、専用出力ソフト(RasterLinkPro5 IP)が含まれます。
【出荷開始】
2012年2月10日
【販売目標】
300台/年間
【お問い合わせ先】
株式会社 ミマキエンジニアリング
グローバル販売推進部 濱田 修一
長野県東御市滋野乙2182-3
TEL:0268-64-2281 / FAX:0268-64-2285