精度の高さと扱い易さで現場効率アップ
2011年8月より発売開始
株式会社ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、代表取締役社長/野口 幹夫)は、アパレルCADでデザインされた型紙データの作図とカットを高精度で実現するカッティングプロッタ「APC-130(最大カット幅:1,240mm)」を2011年8月より発売開始いたします。
サイン業界で高くご評価いただいているカッティングプロッタ「CGシリーズ」でのノウハウを最大限に活かして、精度の高い仕上がりを徹底するとともに、ファッションデザインの現場で必要とされる様々な機能を満載し、扱いやすさにもこだわりました。研ぎ澄まされたファッションセンスから生み出されるアイデア、デザインをカタチにする仕事を、「APC-130」が高精度かつスムーズに実現します。
当社は、インクジェットプリンタ「Tx400シリーズ」をはじめ、テキスタイル&アパレル分野の皆様をサポートする製品ラインナップを有しており、新製品「APC-130」が当社製品ラインナップに加わることで、同分野でのソリューション提案を相乗的に充実させてまいります。
【主な特長】
1.ペンとカッターを同時装着、APC(※)機能で精度の高い型紙製作
型紙の内部線や合い印等を作図するペンと、輪郭をカットするカッターを1つのヘッドに同時装着し、型紙製作が1つのデータでスムーズに完了するAPC機能を搭載しました。
また、「APC-130」にはペンラインとカットラインが別々に設けられており、これにより作図もカットも高精度に仕上がります。
※APC=Automatic Pen Changer(特許出願中)
作図時とカット時のペンの高さをそれぞれ自動制御することで1ヘッドでの作図とカットを可能にする機能
2.厚手の型紙でも、これ1台で対応可能
最大カット圧500gの高圧力でのカットに対応し、厚手の型紙(180g/m2まで)でも切り残しのない安定したカットが行えます。また、クランプ圧は型紙の厚薄に応じて2段階に調整が可能で、これ1台で様々な厚さの型紙製作を行うことができます。
3.重いロール紙でもラクラクセッティング
ロール紙のセット位置を本体前面に配置し、ロールセット時に本体背面に回り込む煩わしさをなくすことにより、重いロール紙のセッティングを、どなたにでも簡単にセッティングいただくことができます。
4.型紙の皺がのびやすいプラテン形状
型紙用紙は皺になりやすい特性があり、その皺は仕上りに影響を与えるだけでなく、型紙製作工程での妨げになる恐れがあります。そこで「APC-130」ではプラテンの形状を改善し、皺がのびやすくなるよう工夫を施しました。
5.その他
・ミシン目状のわずかな“つなぎ目”だけを残して型紙をカットする「点線カット機能」を搭載、必要に応じて手で簡単に切り離すことが可能
・カット開始点と終了点をオーバーラップさせる「オーバーカット機能」で、切り残しのないカットを実現
・使用頻度の高いカット条件を最大で7パターン登録することができ、快適でスムーズな作業開始が可能
・完成した型紙を汚さず収納できるペーパーバスケットを標準装備
【主な仕様】
標準価格
900,000円 (税込価格:945,000円)
出荷開始
2011年8月
販売目標
500台/年間
【展示会のご案内】
APC-130を「上海TEX 2011(第15回上海国際紡績工業展覧会)」に出展し、実演を交えた披露を行います。会場ではAPC-130による型紙製作はもちろん、インクジェットプリンタ:Tx400-1800D/Bによるデジタル捺染をご紹介し、成長著しい中国テキスタイル&アパレル業界の皆様に対し、当社製品がもたらすソリューションをご提案いたします。
開催期間:2011年6月14日(火)~6月17日(金)
会場:上海新国際博覧センター
公式ホームページ(日本語サイト)はこちら
【お問い合わせ先】
株式会社ミマキエンジニアリング 販売推進グループ 阪井 大志
長野県東御市滋野乙2182-3
TEL:0268-64-2281(代) / FAX:0268-64-2285