産業⽤インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタを手掛ける株式会社ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、代表取締役社長/池田 和明)は、サイングラフィックス用途に向けたUVインク対応Roll to Rollインクジェットプリンタ「UJV100-160」が、欧州デジタルプレス協会(European Digital Press Association:以下EDP)主催のEDP Awardにおいて、「170cm以下のRoll to Rollプリンタ部門」でEDP Award 2020を受賞したことをお知らせします。
EDP Awardは、独立したコンサルタント、編集者、エンジニア、および関連の専門家で構成されたEDP技術委員会の選考により、デジタル印刷業界における革新的な製品に授与されるものです。このたび当社の「UJV100-160」は、費用対効果、信頼性、使いやすさなど多くの機能が評価され、EDP Award 2020を受賞することとなりました。
当社「UJV100-160」は、受理層がない紙、PETフィルム、布をはじめとするさまざまなメディアに対応するRoll to Rollインクジェットプリンタです。サイングラフィックス分野のお客様は、本機を用いてポスター、POP、ソフトサイネージ、ステッカー、ウィンドウデコレーションなど多様な高付加価値アプリケーションの制作が可能です。本機には新たに開発された2つのプリントヘッドと新機能DAS(Dot Adjustment System)が搭載されています。DASは従来手作業で行っていたドット位置補正やメディア送り量を、プリンタが自動で調整する機能です。これにより、高画質を実現するほか、オペレータの作業時間を短縮するとともに、手作業によるミスを低減します。
また「UJV100-160」は、環境に配慮したVOC(揮発性有機化学物質)フリーのUV硬化インクを使用しており、最高23m²/hの高速プリントが可能です。本機で使用されるUV硬化インクは、出力後のUV照射によって硬化し、水性インクや溶剤インクのような乾燥時間が不要です。このため、印刷後すぐに後加工やサイン貼りの作業が可能となり、生産時間を短縮でき、短納期の仕事にも対応できます。
EDP技術委員会では、「ミマキのUJV100-160は、最高23m²/hのUV印刷速度を実現したRoll to Rollインクジェットプリンタです。このプリンタはCMYKだけでなく白インクとクリアインクを搭載することもでき、その新しく革新的なシステムは、インクジェット印刷で最もよく見られるエラーの一つであるドット位置補正やメディア送り量を自動制御することで、高品質の維持を可能にしています。UJV100-160は、入手しやすい価格でミマキの高度なUVテクノロジーによる機能を数多く備えた、非常に優れたエントリーモデルのプリンタです。」と話しています。
Mimaki Europe営業部長、Ronald van den Broekは、「UJV100-160は、今後UV印刷の分野に参入し、製品の多様化に取り組むサインメーカーにとって、汎用性が高く、堅牢で効率的なソリューションです。このたび、本プリンタの品質と生産性がEDPに認められたことを非常に誇りに思います。当社は、このプリンタによって、お客様の競争力を高める革新的なソリューションを提供できることを嬉しく思います。」とコメントしています。
株式会社ミマキエンジニアリングについて
ミマキエンジニアリングは、産業⽤インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタおよびそのインク、ソフトウェアの開発・製造・販売・保守を⾏っています。サイングラフィックス、インダストリアルプロダクツ、テキスタイルアパレルの市場に向け、プリント工程のトータルソリューションを提供することにより、お客様に常に「新しさと違い」をお届けするイノベーターを目指しています。
企業・IRサイト: https://ir.mimaki.com/
製品サイト: https://japan.mimaki.com/
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