「EDP Award 2021」で3製品が受賞

製品情報

 産業⽤インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタを手掛ける株式会社ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、代表取締役社長/池田 和明)は、欧州デジタルプレス協会(European Digital Press Association:以下EDP)主催のEDP Awardにおいて、「JFX600-2513」、「TS100-1600」および「3DUJ-2207」の3製品が「EDP Award 2021」を受賞したことをお知らせします。

 EDP Awardは、独立したコンサルタント、編集者、エンジニア、および関連の専門家で構成されたEDP技術委員会の選考により、デジタル印刷業界における革新的な製品に授与されるものです。当社は昨年の受賞に続き、本年は「フラットベッド/ハイブリッドプリンタ(最大100㎡/h)部門」と「Roll to Rollテキスタイルプリンタ(最大100㎡/h)部門」および「3Dアディティブプリンティング(フルカラー)部門」の3部門で「EDP Award 2021」を受賞しました。


(写真:Mark Sollman, Product Manager, Mimaki Europe B.V.)

(写真:Mark Sollman, Product Manager, Mimaki Europe B.V.)


受賞製品のご紹介 


1. 大判フラットベッドUV-LED方式インクジェットプリンタ「JFX600-2513」

 「フラットベッド/ハイブリッドプリンタ(最大100㎡/h)部門」を受賞した「JFX600-2513」は、最高プリント速度200㎡/hを実現したUV-LED方式のフラットベッドインクジェットプリンタです。搭載可能な色数は基本の4色(CMYK)に加えLc、Lmを含む6色に対応し、多彩な表現力でクオリティの高いサイングラフィックスの製作を可能にしています。また、ホワイト、クリア、プライマーインクにも対応。デザイン性を高めるとともに、プライマーインクをご利用いただくことで絵柄の下にのみインクが密着するため、対応メディアの幅が広がり、さまざまなメディアへのプリントに対応します。
 「JFX600-2513」のプリント可能なメディアサイズは最大2,500mm × 1,300mm、厚み60mmで、看板製作によく利用される4×8版に対応し、樹脂、木材、ガラス、金属などのメディアにプリントできます。さらにユーザーの生産システムや周辺機器からプリンタを制御できる「MDL(Mimaki Device Language)コマンド」にも対応しており、ワーク搬送などのプリント工程の自動化に貢献します。

 EDP技術委員会では、「JFX600-2513は、ミマキのフラットベッド製品に強力な付加価値をもたらす製品です。印刷速度の向上に加えて、インクセットの拡張も可能な点から、非常に競争力のあるモデルとなっています。また、IoTのサポートも標準対応しており、周辺機器との接続も可能です。」とコメントしています。



JFX600-2513|製品情報


2. テキスタイル向け昇華転写インクジェットプリンタ「TS100-1600」


 「Roll to Rollテキスタイルプリンタ(最大100㎡/h)部門」を受賞した「TS100-1600」は、操作性能・画質・速度・コストをバランスよく兼ね備え、最大70㎡/hのプリントスピードを実現した昇華転写インクジェットプリンタのエントリーモデルです。サンプルから大ロット生産まで1台で対応でき、ポリエステル素材に染色可能で、屋内外に掲示するのぼり、バナーフラッグから、Tシャツ、ハンカチに至るまで多彩な用途でご利用いただけます。また、ドット位置補正や送り量補正を自動化するDAS(Dot Adjustment System)機能の搭載や、エコパスポート認証インクでご利用いただけることから、オペレータの作業環境にも配慮した製品となっています。

 EDP技術委員会では、「TS100-1600は非常にコストパフォーマンスに優れた製品です。手頃な価格ながら高い生産性と信頼性を備えており、捺染分野への新規参入や事業拡大を検討している企業にとって理想的な製品です。またミマキは非常に価格競争力のあるインクも提供しており、本製品は単なるプリンタではなく、導入してすぐに活用できるソリューションです。」とコメントしています。



TS100-1600|製品情報


3. UV硬化インクジェット方式小型フルカラー3Dプリンタ「3DUJ-2207」


 「3Dアディティブプリンティング(フルカラー)部門」を受賞した「3DUJ-2207」は、UV硬化型インクジェット方式で1,000万色以上のフルカラー造形を実現する小型3Dプリンタのエントリーモデルです。
 1,000万色以上のフルカラー表現に加え、クリアインクを用いた透明表現や、クリアインクとカラーインクを組み合わせた、半透明のカラー表現も可能です。造形の工程で必要となるサポート材は水溶性のため、水に漬けるだけで除去することができます。フィギュアやおもちゃのグッズデザインをはじめ、建築模型、家電製品などのプロダクトデザイン分野でご活用いただけます。

 EDP技術委員会では、「ミマキは3DUJ-2207によって、自社開発のフルカラー3D造形プロセスを、色が決定的な役割を果たすさまざまな市場のユーザーに届けています。また、3DUJ-2207はクラウドソフトウェアサービスのMimaki 3D Print prep Proに対応しています。このツールは経験の浅いユーザーでも簡単かつ効果的にデータエラーを修正できるほか、モデルの形状を最適化し、画質と処理速度をマッチングさせることができます。」とコメントしています。



3DUJ-2207|製品情報


EDP Awardについて  


欧州の印刷専門誌によって構成されるEDP(European Digital Press Association)の委員が、毎年デジタルプリントに関わる製品を評価し、価値の高い製品や技術に送られる賞。https://edp-award.org/


株式会社ミマキエンジニアリングについて


ミマキエンジニアリングは、産業⽤インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタおよびそのインク、ソフトウェアの開発・製造・販売・保守を⾏っています。サイングラフィックス、インダストリアルプロダクツ、テキスタイルアパレルの市場に向け、プリント工程のトータルソリューションを提供することにより、お客様に常に「新しさと違い」をお届けするイノベーターを目指しています。
企業・IRサイト: https://ir.mimaki.com/
製品サイト: https://japan.mimaki.com/

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株式会社ミマキエンジニアリング
営業本部インサイドセールスグループ 広報チーム
〒389-0512 長野県東御市滋野乙1628-1
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