株式会社ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、代表取締役社長/池田 和明)は、プリンタ付帯設備(前後加工工程に使用される設備)の新たなブランド「Mimaki La-meccanica(ミマキ ラメカニカ)」を立ち上げます。
第一弾として、サイングラフィックス用大判ラミネーター「LAR-55」「LAR-63」とDTF(Direct-to-Film)プリント用デスクトップ型シェイカー「SKH-2416」の2製品を発表します。これらの2製品は、9月23日より米国ラスベガスで開催される「PRINTING United 2026」に同時出展します。
当社は、中長期成長戦略「Mimaki Innovation 30」において、「新たな領域へのチャレンジ」を掲げ、これまで磨き上げてきたインクジェットプリントの技術と、お客様の現場から寄せられる声を活かしながら、プリントビジネスを取り巻く新たな領域への挑戦を進めています。
その一環として立ち上げる「Mimaki La-meccanica」は、プリント工程の付帯設備を通じて、お客様のプリントビジネスの成長を支えるブランドです。安全性、信頼性、使いやすさを追求し、安心して作業に取り組める環境を実現するとともに、安定した品質と生産性の向上を通じて、お客様のビジネスのさらなる成長に貢献してまいります。
製品の概要
サイングラフィックス用大判ラミネーター「LAR-55/LAR-63」
サイングラフィックスの製作現場では、主に1~1.5m幅のロールメディアを使用し、プリント後にラミネート加工を行います。プリント出力された大判のロールメディアは重量があり、ラミネーターへセットする際には、作業者への負担や複数人での作業が必要となる場合があります。
「LAR-55/LAR-63」は、ロールメディアをワンタッチでセットできる機構を採用し(図1)、スムーズなメディアの取り付けと交換作業をサポートします。日々の段取り替え作業における負担を軽減し、一人でも安定したラミネート作業を実現*します。
LAR-55/LAR-63は10月より各国で順次発売予定です。全世界で年間380台の販売(初年度)を見込んでいます。
一人で作業を行う際は、メディアの重量や作業環境など考慮し、安全に配慮した操作を行ってください。
図1. 従来機とのメディアのセット手順の比較
デスクトップ型DTFシェイカー「SKH-2416」
DTFプリントは、専用のフィルムにデザインをプリントした後、ホットメルトパウダーを塗布し、熱によって布地へ転写するプリント方式です。使用するパウダーの種類を変えることで、綿、ポリエステル、ナイロンなど、さまざまな布地への転写プリントに対応できます。パウダーの塗布工程は、手作業または自動機による処理が行われておりますが、手作業ではパウダーが周囲に飛散する可能性があり、自動機ではパウダーの種類を変更する際に大掛かりな清掃やメンテナンスが必要となります(図2)。
図2. DTFプリントのパウダー塗布工程の課題
「SKH-2416」は、パウダー塗布時に加工エリアが密閉される構造により、パウダーの飛散を抑え、より安心して作業ができる環境づくりをサポートします(図3)。また、着脱式のパウダータンクを採用したことで、パウダーの種類を変更する際の清掃作業の負担を軽減します(図4)。さらに、電源を使用しない運用方法にも対応しており、DTFプリント環境における設備レイアウトの自由度を高めます(図5)。プリンタやオーブンなど、複数の機器を使用するDTFプリント環境でも柔軟に導入できます。
SKH-2416は11月より各国で順次発売予定です。全世界で年間200台の販売(初年度)を見込んでいます。
図3. SKH-2416の密閉構造
図4. 着脱式パウダータンクの利便性
図5. SKH-2416 導入イメージ
「LAR-55/LAR-63」と「SKH-2416」の2製品は、日本、北米、欧州各国の安全規格認証を取得し*、お客様が安心してご導入・ご使用頂ける製品として展開します。また、当社製のプリンタだけでなく、他メーカーのプリンタとも組み合わせてご使用頂けます。 *発売日までに取得する見込みです
Mimaki La-meccanicaは、プリント工程を支える付帯設備として、作業者が安心して働ける環境づくりと、プリントビジネスの生産性向上をサポートします。今後も、プリント現場の様々な課題に応える製品を展開してまいります。
本製品は各国の主要展示会に加え、当社販売ネットワークによる招待展で順次公開予定です。
| 展示会名 | 国・都市 | 開催日 | 場所 | 出展製品(予定) |
|---|---|---|---|---|
| オーダーグッズビジネスショー 2026 | 日本・東京 | 9月15日〜16日 | 池袋サンシャインシティ | SKH-2416 |
| PRINTING United Expo 2026 | アメリカ・ラスベガス | 9月23日~25日 | Las Vegas Convention Center | LAR-63およびSKH-2416 |
| Sign & Display Show 2026 | 日本・東京 | 10月21日~23日 | 有明GYM-EX | LAR-55 |
ミマキエンジニアリングでは、『新しさと違い』を経営ビジョンに掲げ、常に新たな技術革新に取り組んでおります。お客様の創造を独自の技術で美しく表現するとともに、プリントビジネスの可能性を広げる新たな価値を提供し続けてまいります。
主な仕様
| 項目 | LAR-55(日本のみ販売) | LAR-63 |
|---|---|---|
| 最大メディア幅 | 1,380mm | 1,580mm |
| 最大加工厚み | 35mm | |
| 加工温度 | 最大60℃ | |
| 加工速度 | 最大7.5m/分 *電源が50Hzの地域では6.0m/分 | |
| メディアシャフト本数 | 5本 | 日本仕様:5本 日本仕様以外:4本 |
| メディアシャフト取り付け方法 | ワンタッチ取り付け | |
| 加工長カウンター機能 | 非搭載 | |
| 電源電圧 | 単相AC100V 50/60Hz | 日本仕様:単相AC100V 50/60Hz 北米仕様:単相AC120V 50/60Hz 欧州仕様:単相AC230V 50/60Hz 豪州仕様:単相AC240V 50/60Hz |
| 消費電力 | 1,800W以下 | |
| 外形寸法(W×D×H) | 1,830×550×1,280 mm | 2,000×550×1,280 mm |
| 重量 | 185kg | 205kg |
| 安全認証 | PSE認証 | 日本仕様:PSE認証 北米仕様:cTUVus認証 欧州仕様:CEマーキング適合 豪州仕様:RCM適合(9月予定) |
| メーカー保証期間 | 2年 | |
| 項目 | SKH-2416 |
|---|---|
| 最大フィルムサイズ | 600×420 mm |
| パウダー落とし方法 | プロペラの物理接触 |
| プロペラ回転速度 | 速度固定 |
| 電源電圧 | AC100V~240V / 電源未接続でも使用可能*機能は限られます |
| 消費電力 | 未定 |
| 外形寸法(W×D×H) | 590×550×850 mm |
| 重量 | 40kg |
| 安全認証 | 日本:PSE認証 / 北米:UL認証 / 欧州:CEマーキング(適合予定) |
※記載の仕様、デザイン、寸法などは、技術改善等により予告なく変更する場合があります
株式会社ミマキエンジニアリングについて
ミマキエンジニアリングは、産業⽤インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタおよびそのインク、ソフトウェアの開発・製造・販売・保守を⾏っています。サイングラフィックス、インダストリアルプロダクツ、テキスタイルアパレルの市場に向け、プリント工程のトータルソリューションを提供することにより、お客様に常に「新しさと違い」をお届けするイノベーターを目指しています。
企業・IR情報: https://ir.mimaki.com/
製品情報: https://japan.mimaki.com/
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株式会社ミマキエンジニアリング
営業本部グローバルマーケティング部インサイドセールスグループ
〒389-0512 長野県東御市滋野乙1628-1
TEL:0268-80-0078 / FAX:0268-80-0041
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