- 本機において、“しわ”や“浮き”が発生する原因と対策を下記に記します。
1
メディア自体に原因がある場合
[参照]
『取扱説明書』-[第1章]-[メディアについて]-[使用可能なメディアについて]をご参照下さい。
[詳細]
メディア自体の状態が悪いと真直ぐに搬送することが出来なかったりすることが原因で、メディアのプリント面に“しわ”や“浮き”が発生してしまう場合があります。メディアの状態が「使用可能なメディア」の条件に当てはまるよう、まずはメディア自体を改善して下さい。
2
メディアのセットの仕方に原因がある場合
[参照]
・『取扱説明書』-[第2章]-[メディアをセットする]をご参照下さい。
・[Q:カウンターウエイトとは何ですか?セット方法は?] をご参照下さい。
[詳細]
メディアが「繰り出し装置からベルト面までの間、ベルト面から巻き取り装置までの間」で平行であり、斜めにセットされていない事をご確認下さい。
斜めにセットされているとメディアが搬送されるにつれてスキューが始まり、メディア面のプリント面に“たるみ”や“しわ”、“浮き”が発生します。
また、真直ぐにセットされている場合でも「繰り出し装置からベルト面までの間」に“しわ”や“たるみ”があると、そのまま加圧ローラでベルト面に押し付けられ、さらに深いしわとなってしまう可能性があります。
3
地張り剤が弱くなっている場合
[詳細]
地張り剤が弱くなっている、又は加圧ローラによりメディアがベルト面に押し付けられる圧力が足りない可能性があります。
地張り剤が弱い場合は地張り剤の再塗布、加圧ローラによる圧力が弱い場合は圧力調整が必要です。