ソフトサインやテキスタイルの新時代を切り拓く
ミマキの昇華転写インクジェットプリンタ
街角やイベントに華やかさを演出したり、個性的なドレスやユニフォームを作ったり…
多様なシーンに幅広く対応する、ミマキの昇華転写インクジェットプリンタ。
その先進技術がお客様のさまざまなご要望にお応えし、ソフトサインやテキスタイルの新時代を切り拓きます。
昇華転写プリント・ダイレクト昇華プリントシステムの特長
特長1 製品を必要としないデジタルプリント
小ロット生産での低コスト化とクイックレスポンスを実現します。
オンデマンド印刷(必要な時に必要な数量で生産)が可能で、1枚からのオーダーにも即対応ができます。
特長2 高い意匠性を発揮
色数の制限が無く、フルカラーデザイン時のインクコストも気になりません。
また、網点のない写真画質を実現します。
特長3 環境にやさしいエコシステム
製版が不要で、感光乳剤などの薬品を使用しません。版の洗浄工程がなく、排水処理などの付帯設備は必要ありません。
スクリーン印刷・昇華転写プリント・ダイレクト昇華プリントのワークフローの比較
スクリーン印刷のワークフロー
製版工程 | 印刷工程 |
---|
昇華転写プリントのワークフロー
昇華転写インクはプリンタで転写紙にプリント後、高温の転写機に布と一緒に通すことにより、転写紙にプリントされたインクが液体から瞬時に気体となり繊維に染色されます。布自体の風合いを残しながら染料の鮮やかな明るい画像が得られ、耐擦過性や耐水性もあることから、のぼり旗、タペストリー、懸垂幕、Tシャツやユニフォームなど多くの用途で使われています。
転写紙に ミラープリントし乾燥。 |
転写紙と印刷したいメディアと捨て紙を重ねて転写機へ挿入し熱転写する。 | |
データ作成 | 印刷工程(TS55・TS330) | 転写工程 |
---|
昇華転写プリントとは
昇華転写インクでプリントされた転写紙に熱を加えるとインクが気化し、密着させたポリエステル布を染色することができます。加熱により、ポリエステルの分子鎖がゆるみ、この隙間に昇華転写インクが定着されます。
ダイレクト昇華プリントのワークフロー
ダイレクト昇華インクは、転写紙を使わずに直接、布にプリントした後、布に熱を加えることにより発色させる方式です。産業廃棄処理していた転写紙を不要とする環境にやさしいシステムで、大量プリントの際に特にメリットを発揮します。
ポリエステル加工の生地にインクにじみ防止のため糊付けコーティングをする。 | コーティング済の生地に直接プリントする。 | 非接触のヒーターで昇華処理を実施する。 |
前処理(コーティング機) | データ作成/印刷工程 (Tx300P・Tx500P) |
後処理(発熱色機) |
---|
※前処理済みの生地も市販されています。詳しくは当社までお問い合わせ下さい。
ダイレクト昇華プリントとは
転写紙を使用せず、昇華転写インクで直接プリントが可能な前処理済みのポリエステル布に印刷し、熱を加えて発色させる方式です。前処理を行うコーティング機などの設備投資が必要ですが、転写紙を使用する昇華転写プリントより、ランニングコストを抑えることができます。