「CJV150-75」を導入いただいている有限会社サンプロ様の事例が、看板業界情報誌『看板経営』 Vol.34(2024年8月号)に掲載されました。
以下に掲載された記事を原文のままご紹介いたします。
サイン製作にとどまらないCJV150の可能性 ロングセラーを裏打ちするカット精度の高さ
ー アパレル用途で今も活躍の場を広げるワケ
手捺染によるスクリーン印刷一筋で、40年以上の歴史を刻んできた東京・荒川のサンプロ。色数が少ない印刷物の大量生産に向くスクリーンの利点を生かし、1色刷りで1日当たり約2万枚に対応する。2010年には溶剤機によるフルカラー印刷を取り入れ、プリント&カットの機能を生かした新事業「転写プリントサービス」に乗り出す。ロゴや写真を出力し、アパレル素材などにプレス機で貼り付けるサービスだ。今までにTシャツをはじめ、バッグやキャップ、サンダルなど多彩なグッズを手がけてきた。そんな同社がロングセラー機のCJV150-75をなぜ今必要としたのか、2023年10月に導入した理由に迫る。

代表取締役の吉田成伸氏
— 貴社の業務内容を教えてください
一般的なサイン関連も請け負っているものの、当社最大の強みは長年技術を培ってきた職人による丁寧な1枚1枚の手捺染です。王道のTシャツも手がけてきましたが、さまざまな素材に印刷するバック関連は、特に豊富な実績を持ちます。誰もが知るような大手チェーンのエコバックを数多く任せてもらっています。
— 10年以上、大判プリンターもお持ちですが、サイン製作にも活用されているのでしょうか?
いえ、当社では熱転写ラバーシートなどに出力してプレスする、オリジナルグッズの製作に特化させています。版代がかさむスクリーン印刷を補完し、小ロット需要を低コストで生産する役割を担ってもらっているのです。大判プリンターでしたら製版も捺染も要らずに、精細なグラフィックが表現できますからね。
スクリーン印刷は大量生産に向く反面、アパレル素材では50線くらいが限界になってしまうので、写真などはインクジェットでなければ再現不可能なのです。それに版代だけで、A3サイズが11,000円/版ほどかかる点を考えれば、小ロットとの棲み分けに大判プリンターは欠かせないと思います。
一般的なサイン用途とは異なる活用をしているかもしれませんが、私たちにとってはベストの使い方です。
— なるほど、アパレル用途で稼働されているのですね。では、どういった点を重視してCJV150-75を今回選ばれたのでしょうか
生産性とカット精度の高さですね。以前は他社機を稼働させていたのですが、最初にCJV150を見た際は、瞬時に早いと実感できました。
それと仕事の性質上、1枚のメディアに多くの図柄を面付けするため、カット機能の精度が大切になります。以前は少しズレてしまったり、カットし切れていなかったりと、やり直すケースも少なくなかったのですが、CJV150に変えてからはそんな懸念は全くなくなりました。この精度の高さは、聞きしに勝るものがありましたね。

CJV150-75
— 導入後の率直な印象はいかがでしょう?
マシンの性能は、もちろん高く評価しています。搭載インクは、ミマキさんからの提案を聞いた上で、オレンジとライトブラックを加えた8色インクに決めたため、色鮮やかだとお客さんからの評価も上々です。私としては、こういったユーザー目線に寄り添った姿勢に一目を置いていますね。
他社機を稼働させていた頃は、メンテナンスを呼ぶにも電話すらつながらず、本当に困り果てた経験もありました。これではダウンタイムによる損失も軽視できません。ミマキさんは、CJV150を導入した後も営業の方が頻繁に訪れてくれて、ちょっとしたプロファイルの設定などを代わりに調整してもらえるなど、とても安心感を持って仕事に臨めます。インクの仕入れも、即日対応できるよう販売店に掛け合ってくれたのは嬉しかったですよ。
— CJV150の性能もさることながら、ミマキさんのサポートを重宝しているようですね
はい、全くと言っていいほど文句なしって感じですね(笑)。噂で聞いていた以上に、手厚いサポート体制を実感しています。
CJV150を導入してから、お客さんからも一目置かれるようになりましたね。将来的にも当社の発展を考えた上で、ミマキさんは欠かせないパートナーだと確信しています。
企業・団体プロフィール
- 名称有限会社サンプロ
- 業種印刷業
- 住所東京都荒川区町屋5-14-14
- 電話番号03-3892-7131
- URLhttps://www.e-sunpro.com/