メインマシン2台を同時入替という大胆なプランを躊躇なく実行に移す:プリント&ステッカーの店 T-port様

課題
改善
個人顧客がメインのため、小ロット多品種対応を効率よく作業できるマシンを探していた。
昇華転写プリンタ「TS100-1600」とプリント&カット機「CJV300-160 Plus」を導入。安定した稼働に加え、プリント&カット機のIDカット機能により作業効率がアップした。

導入した製品

これからもワンランク上の“映える”プリントサービスを提供するために
マシン2台を同時入替


T-port 代表 平 満憲 様と昇華転写プリンタ「TS100-1600」

T-port 代表 平 満憲 様


TS100-1600導入の決め手


  • 高画質かつ高い生産性を備えた高性能なエントリーモデル
  • 早い速度でも安定した出力

CJV300-160 Plus導入の決め手

  • IDカット機能で作業効率アップ



1997年の創業以来、四半世紀にわたってウェアとステッカーを中心とするプリントサービスを手がけているT-port。サラリーマン時代に5年間マレーシアで駐在経験のある平さんが、そこで培ったノウハウとネットワークを活かして、海外からウェアを輸入して販売する会社を立ち上げた。Tシャツの輸入販売からスタートしたが、量販店と差別化を図るため事業の柱をプリントとステッカーにシフトし、付加価値の高いプリントサービスを展開している。

個人の顧客が多いことから、ウェア、ステッカー、そして刺繍もすべて1点から引き受けている。
「例えば、広島カープのユニフォームをデコレーションしたいというオーダーがあれば、せっかくオリジナルを作るのだから一緒にタグやステッカーも作りませんかというように、ワンランクアップした“映える”ご提案をして、お客様の満足度アップにつなげています」と語る平さん。そうしたサービスが口コミで広がり、福山市を中心に、遠くは岡山、尾道、三原エリアから顧客が訪れる。


店内にはさまざまなステッカーが並ぶ

店内にはさまざまなステッカーが並ぶ


他社製品からの乗り換えだが、操作性に問題はなかった


2機種の同時入替は、高機能でコストパフォーマンスに優れていることに加え、シート幅は1600mm必要であるが、マシンの設置スペースが限られているので本体がコンパクトであることを条件に検討。以前導入していた他メーカーを含むプリンタメーカー3社で検討した結果、選ばれたのがミマキの昇華転写インクジェットプリンタ「TS100-1600」と、プリント&カット対応インクジェットプリンタ「CJV300-160 Plus」だった。

他社製品からの乗り換えに不安な点はなかったか尋ねると、「導入当初、微妙な色の調整に少し手こずりましたが、当店では元々お客様にカラーチャートから色を選んでもらうスタイルをとっているので、現物合わせをしているうちにすぐに慣れました。操作性については特に問題はありませんでしたね。ミマキの営業所が近くにあるというサポート体制も魅力でした。でも、導入から半年間修理で呼んだことがないくらい、マシンは安定して使えています」と平さんは言う。

カット品質の高い「IDカット機能」に満足
昇華転写プリンタの安定性も高評価

ミマキプリンタの“推し”について尋ねると、開口一番に「IDカット機能」を挙げた。
「ステッカーの場合、カット精度はお客様が最も気にするところでもあるので、その善し悪しは顧客満足度に直結します。IDカット機能は、最初にトンボの間に印刷したデータを読み込ませると、あとは高精度で連続カットしてくれるので、これは本当に便利、使える機能ですね。数種類の異なるデータを1度の操作で連続カットしてくれるので、ほったらかせて助かっています。また、どの方向からメディアをセットしても自動的に向きを補正してカットしてくれるので、ラミネート後の作業もスムーズです」と、作業効率の良さを実感しているよう。

昇華転写プリンタ「TS100-1600」について尋ねると、「電源立ち上げ時から安定したプリントができ、なによりも早い速度でプリントしても色が安定しているので良いですね」と、安定した稼働と仕上がりの品質で新たなマシンの導入効果を実感しているようだ。


CJV300-160 Plusでのプリント&IDカット

CJV300-160 Plusでのプリント&IDカット


リアルな対面接客にこだわりたい


コロナ禍でオンラインによるコミュニケーションが普通に行われるようになったが、平さんはリアルな対面接客にこだわり、目に見えない空気感を大切にしている。

「お客様のニーズは、漠然としていることが多いんです。そこで素材やサンプルなどを見せながらお客様の声に耳を傾け、たとえば予算的に刺繍が難しければ昇華を提案するとか、空気感を共有できれば、必ずお客様に満足頂ける提案ができると思っています」と顧客本位の営業スタイルを貫き通している。


昇華転写サンプルとマグカップ

今回ご紹介したミマキプリンタを2台導入後、さらに別設備も導入するなど、お客様に新しいサービスを提供するため、積極的な設備投資を行って事業の裾野を拡げ、多様化する顧客ニーズに対応する体制づくりに余念がない。そうした姿勢が顧客の信頼につながり、リピーターを育てるという好循環を生んでいるのだろう。




T-portプロフィール


T-portの入り口

1997年の創業以来、四半世紀にわたってプリントサービスを手がけている。
Tシャツの輸入販売からスタートし、現在はウェアとステッカーをメインに、付加価値の高いプリントサービスを展開している。


<導入製品>
エントリーモデル 昇華転写インクジェットプリンタ:TS100-1600
プリント&カット対応インクジェットプリンタ:CJV300-160 Plus

<公式SNS>
T-port 公式Facebook:https://www.facebook.com/Tport.fukuyama
T-port 公式Instagram:https://www.instagram.com/instatport/


企業・団体プロフィール

  • 名称プリント&ステッカーの店 T-port(ティーポート)
  • 業種ステッカー・ラベル・Tシャツのオリジナルプリント、販売
  • 住所広島県福山市東陽台2-21-3
  • 電話番号084-948-1533
  • URLhttps://www.facebook.com/Tport.fukuyama

導入した製品

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