空前のシールブーム、推し活ブームで有効な武器になると即断 ナチュラルな仕上がりで、素材に馴染むことを高く評価:株式会社f.ディライト様

課題
改善
従来のシールやステッカーでは、余白や反射が目立ち、貼付物に自然に馴染む表現が難しかった。また、シールブームや推し活需要を背景に、BtoC領域にも展開できる新たなグッズ商材の開発が求められていた。
UJV300DTF-75の導入により、インクと粘着層だけを転写する自然な仕上がりを実現。素材に馴染む高付加価値な加飾表現が可能となり、工具、案内サイン、家庭用品など幅広い用途で新たな引き合いが生まれている。

導入した製品

空前のシールブーム、推し活ブームで有効な武器になると即断
ナチュラルな仕上がりで、素材に馴染むことを高く評価
―― 顧客に寄り添う出力ベンダーが語るUJV300DTF-75のポテンシャル


2025年10月、東京の町田事業所に導入されたUV-DTFプリンタ「UJV300DTF-75」

2025年10月、東京の町田事業所に導入されたUV-DTFプリンタ「UJV300DTF-75」


2018年に神奈川・横浜で起業したf.ディライトは、大手飲食チェーンのメニューサインを筆頭に、オフィスや一般住宅の内装、ウインドウ装飾など、屋内向けのインクジェットプリントを主力事業として展開。クライアントの要望に応えるため、様々な印刷方法やメディアを積極提案し、現在では上場企業から一般消費者まで客層を広げることに成功している。

例えば、頻繁に変わる飲食店のメニュー表示は、スタッフでも簡単に施工できる吸着メディアの提案を重ね、各店のコストダウンに貢献。指示通りにプリントするだけでなく、困りごとを解決していく姿勢が、顧客からの信頼獲得に繋がっているという。

同社では、ミマキエンジニアリングのUVプリンタ「UCJV300-160」「UCJV330-160」を主力機として稼働。発色の高さや色の再現性は顧客満足度も高く、起業からの成長を支えてきた。


独自ブランドの「プリ窓」

独自ブランドの「プリ窓」


2025年10月にはミマキのUV-DTFプリンタ「UJV300DTF-75」を導入。インクと粘着層だけを転写できるため、直接印刷したような自然な風合いの仕上がりとなり、従来のシールやステッカーとは一線を画すことに強い期待を寄せたという。

空前のシールブーム、推し活ブームが加熱する中、一般消費者の心に刺さる商品を提供できると設備投資を即断した。目下、BtoC領域に向けたグッズビジネスの準備を進める。既に、BtoB領域では成果が上がり始め、導入から3カ月余りで続々と引き合いが寄せられているという。

ここからは、代表取締役・伏木晶子、取締役専務・伏木栄二郎の両氏に、UV-DTFに寄せる期待や手応え、今後の販売戦略について話を聞く。


伏木晶子社長(左)と伏木栄二郎専務(右)

伏木晶子社長(左)と伏木栄二郎専務(右)


― UV-DTFプリンタ「UJV300DTF-75」を導入した背景や、その決め手を教えてください


社長:最近は、空前の大ブームと報道されているように、とてもシールが流行っていますよね。特に、ぷっくり膨らんだ立体的なドロップシールは小学生を中心に大人気で、買いたくても買えないほどの品薄が2026年も続いています。この状況を踏まえると、今までのシールではできなかった表現が可能になるUV-DTF は、非常に面白いのではないかと出力サンプルを手に取った時、直感が働いたのです。シール帳などのノートだけでなく、自分が持っている好きなグッズへ自由に貼れるのは、一般消費者にとって魅力的なセールスポイントになりますよね。お気に入りのコップやボトルに貼っても、繰り返し洗えるのはシールには真似のできないことです。

それとUV-DTFは、インクと粘着層だけが貼れるため、シールの安っぽい余白や反射もなくなり、もの凄く素材に馴染むのです。少し話は逸れるかもしれませんが、過去に日本最大の文具の即売イベント「文具女子博」を見学した際、たくさんの女子が“かわいい”と感じる文具に数万円、数十万円と投じていたのです。ドロップシールとは異なるベクトルですが、直接印刷したようにナチュラルな風合いで、消費者が「わっ! かわいい」を体験しながら貼れるUV-DTF はシールブーム、ひいては推し活ブームで有効な武器になると強く感じました。

そして、普通のシールと違って貼る対象を限定しない上、様々な素材に馴染む強みは、必ず消費者の心に刺さるとUJV300DTF-75の導入を決めました。自分だけしか持っていないというフレーズは、グッズビジネスでは重要な鍵なのです。

― なるほど、昨今のシールブームや推し活ブームでUV-DTFは、一般消費者の心に刺さると考えたのですね。具体的な手応えはいかがでしょうか?

専務:私は、別の可能性も感じています。当社も現場に出る際は多くの工具を持参しますが、どれも同じような形状で、他人のものを間違って手に取ってしまいがちです。同業者であれば、一度は経験したことがあるのではないでしょうか。こういったシーンにも、UV-DTFは活用できると考えたのです。最近は、おしゃれな職人が増えているため、様々な小さな工具にもパーソナルマークをかっこよく貼れるようになったら面白いですよね。

そこで2025年11月、アメリカンスタイルの職人が集まる静岡のイベントに出展し、UJV300DTF-75の出力サンプルを持ち込んでみたんです。すると、次々に来場者がカッターやインパクトといった工具に貼って感触を確かめるなど、人だかりができるほどの人気を集めました。当日は雨で湿度が高かったのですが、皆さん貼りやすい、かっこいいと好評でした。その際に、とある企業の役員にも興味を持っていただき、現在も商談を重ねている最中で、これ以上ない手応えを感じました。


UJV300DTF-75で加飾したヘルメットなどの各種サンプル

UJV300DTF-75で加飾したヘルメットなどの各種サンプル


加飾した工具のアップ

加飾した工具のアップ


このように、女性目線のかわいいと、男性目線のかっこいいを両立するなど、アイデア次第でビジネスの可能性を広げていけるのがUV-DTF の魅力ですよね。例えば、目印として折る刃式カッターの刃に貼ることで、自分の所有物だと職人に強い責任意識を持ってもらうなど、工具では安全対策にも繋げられるのです。


― 着想次第でビジネスが広がる1台だと強い手応えを感じているのですね。では、今後の販売戦略を聞かせてください


社長:商品名は、転写のトランスクリプションとステッカーを組み合わせた造語で、「トランステッカー」と名付けました。UVDTFは一度見てさえもらえれば、その凄さを理解してもらえるものの、言葉で説明しようとすると難しいところもあります。ただのシールとは違う点を強調したいと考え、転写とステッカーを意味する名称に決めました。

販売戦略としては、商流を2つに分けようと考えています。完成度の高い仕上がりを求められるBtoB領域では、施工チームを組んで貼り作業まで請け負っていきます。こちらは既存事業の売り上げを底上げしていく、そんな役割を担ってほしいですね。

一方、好きなものに自由に貼ってもらいたいBtoC領域では、出力した転写シートを納品していく考えです。1人でも多くの一般消費者にUV-DTF のクオリティが伝わり、新規顧客の開拓に繋げられたら嬉しく思います。

また、商流が混合するのを防ぐため、BtoC領域では別ブランドの立ち上げ準備を進めています。もちろん、ちょっと難しいという印象が先行しないよう、分かりやすい説明動画なども用意している最中です。


ミニカーに対する加飾

ミニカーに対する加飾


― 最後に、UJV300DTF-75導入の総評をお願いします


専務:明確な優位性が打ち出せる上、初期費用も抑えられた価格帯で、設置スペースも取らず、本当にコストパフォーマンスに優れた1台だと評価しています。新人でも、ベテランの営業マンでも、クライアントの興味を引くことができるのがUVDTFのポテンシャルですよね。

つい先日も取引先の飲食店で、最近は外国人労働者が増えたことから、言葉の壁との向き合い方について話題になりました。こういった場面でも、UVDTFは有効です。私は、厨房の中にUJV300DTF-75で出力した転写シートを貼り、外国人労働者に向けた案内サインとする提案をしてみたんです。そうしたら、ラベル印刷とこんなに違うんだと会話が弾んで、満足そうにしていた担当者の表情は印象的でした。

これだけでなく、病院のピクトサイン、家庭用品のワンポイント装飾など、3カ月余りで続々と引き合いが生まれていて、UJV300DTF-75が新しい仕事を発掘してくれていると肌で感じる日々ですね。


企業・団体プロフィール

  • 名称株式会社f.ディライト
  • 業種インクジェットプリント及び特殊印刷・防炎技術に関するコンサルティング 等
  • 住所東京都町田市図師町615-7
  • 電話番号042-794-9438
  • URLhttps://www.fdelight.co.jp/

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