ミマキの大判プリンタを導入し、OOH(屋外広告)からサイン、ソフトサイネージまでの制作を内製化。多様なニーズに応える対応力と生産性を強化
10年以上にわたる業界経験を持つExpress Print社は、広告分野を中心に事業を展開しながら、小ロットのカスタムウェアやオンデマンドテキスタイルの分野にも事業を広げてきました。
ブルガリアのヴァルナを拠点とするExpress Print社は、サイン・ディスプレイ、ソフトサイネージといった広告分野を中心に、10年以上にわたって事業を展開してきました。大判印刷をできる限り内製化し、外注に頼ることなく生産品質を自社で一貫して管理する戦略のもと、同社はミマキのインクジェットプリンタを導入することで生産体制を大きく強化しながら、着実に事業を拡大しています。
Express Print社はリジッド(ボード)、ロールメディア、テキスタイルにそれぞれ対応するため、ミマキ製品の導入を段階的に拡大してきました。現在、同社の生産現場には、高品質なUV-LEDロールtoロールプリンタ「UCJV330-160」「UJV55-320」、DTF印刷用の「TxF300-75」、UV-LEDフラットベッドプリンタ「JFX200-2513 EX」および「JFX500-2131」、さらに高精細な立体物への印刷に対応する「UJF-6042MkⅡ e」が導入されています。
ミマキプリンタによる一貫した生産体制により、Express Print社は、屋内外のサイン・ディスプレイから、販促用バナー、カスタマイズウェア、スポーツウェア、各種グッズに至るまで、幅広い製品を提供できる環境が整っています。
「私たちの仕事は印刷することであり、可能な限り高い品質と速度を両立させたいと考えていました」と、Express Printの生産マネージャーであるディミタル・リュベノフ氏。「特にサイン・グラフィックスやビジュアルコミュニケーション用途の印刷において、以前の設備ではお客様が求める品質レベルや色の一貫性を確保するのが難しく、長時間印刷するための安定性にも課題がありました。市場にあるプリンタを検討した結果、私たちはミマキを選びました。ミマキのプリンタは、求めていた品質、速度、加工対応力、安定性をすぐに実感させてくれました。」
Express Print社は、ミマキの大判印刷技術を活用し、ソフトサイネージ、カスタマイズウェア、広告ディスプレイの生産拡大と多様化を進めています。
最新のロールtoロール機とDTFでサイングラフィックスの対応力を強化
直近で導入された「UCJV330-160」と「TxF300-75」の2機種は、同社の新たな成長フェーズを支える重要な存在となっています。「UCJV330-160」は、Express Print社のサイングラフィックス分野におけるデジタル印刷の対応力を大きく強化しました。高い印刷品質に加え、フィルムやバナーなど幅広いメディアに対応できる汎用性、そして安定した稼働性能により、屋内外のサイン制作を支える中核機として活用しています。また、効率的なワークフローと安定した運用により、短納期案件にも対応しやすく、同社の顧客にとっても大きなメリットとなっています。
加えて、小ロットのカスタムウェアやオンデマンドの販促用テキスタイルへの需要が高まる中、Express Print社はDTF印刷における生産性向上と色再現性の強化を目的に、ミマキの「TxF300-75」を導入しました。同機の導入により、細かいグラフィックや短納期の案件においても安定したインク吐出と鮮やかな仕上がりを実現し、生産効率を急速に高めました。
また、UVフラットベッドインクジェットプリンタ「JFX200-2513 EX」と「JFX500-2131」も、リジッドメディアやオンデマンドグッズの制作において欠かせない設備となっており、幅広い素材へクオリティの高い印刷を可能にしています。このプリンタは、特注パネル、装飾アイテム、屋内外ポスターといった分野での同社の事業拡大を継続的に支えています。
「UCJV330-160」は、Express Print社の大判印刷のラインナップへ新たに加わった主力機種の一つです。
ミマキ製品による一貫性と信頼性の高い生産体制を構築
Express Print社は7年前に初めてミマキのプリント&カット機「CJV300-160」を採用し、それに続いてカッティングプロッタ「CG-FXII」を導入しました。その背景には、それまで使用していたプリンタで繰り返し発生していた技術的な課題や、品質のばらつきを解消する狙いがありました。以来、同社はミマキの大判プリンタを継続的に拡充しています。その後押しとなったのが、印刷品質の高さや仕上がりの美しさ、さらにバンディングのない安定した出力に対する顧客からの高い評価です。
大判プリンタをすべてミマキ製に統一したことで、日々の業務も簡略化されました。ソフトウェア、カラー調整、印刷工程を共通化できるため、案件の切り替えがスムーズになり、オペレーターの教育工数の短縮にもつながっています。カスタムウェア、ソフトサイネージ、店頭ディスプレイ、小型の販促アイテム、大判の装飾パネルなど、どのような製品を手がける場合でも、Express Print社はミマキのプリンタで構成された生産体制によって、安定した品質と効率的な運用を実現しています。
「仕上がりの見通しが立ちやすく、安心して仕事を進められます」と、ヨルダノフ氏は語ります。
「最初の1枚から最後の1枚まで色が安定しており、大量生産や急な依頼にもワークフローが乱れることなく対応できます。ミマキ製品の導入によって、生産体制の組み方が大きく変わりました。」
Express Print社とミマキの関係は、同地域におけるミマキの販売代理店であるGeko Comert社の代表、ラザル・パノフ氏によって支えられています。
Express Print社の創業者兼CEOであるニコライ・ボエフ氏は、次のように述べています。
「Gekoは、機種選定から設置、トレーニングに至るまで、常に手厚くサポートしてくれます。現在導入しているすべてのミマキ製プリンタの性能に、非常に満足しています。お客様が求める品質をしっかり提供できており、その品質が口コミで新たなお客様につながっています。私たちにとって、これは自分たちの選択が正しかったことを示す何よりの結果であり、今後の投資についても前向きに考えています。」
長年にわたるパートナーシップについて、ミマキ・ヨーロッパの営業責任者であるアルジェン・エバートセは次のように述べています。
「Express Print社は、ミマキ製品を効果的に組み合わせて活用することで、さまざまな用途に対応しながら事業成長を実現している好例です。UV-LEDフラットベッドプリンタ、DTF、立体物への直接印刷を一貫した生産体制の中で運用することで、業務効率を高め、顧客ニーズにも迅速に対応しながら、内製化をさらに進め、新たなビジネス機会にも自信を持って取り組めるようになっています。」
企業・団体プロフィール
- 名称エクスプレス・プリント社
- 業種印刷、大判印刷、オフィスや店舗のブランディング等
- 住所Технически университет, LevskiPrimorski, ul. "Studentska" 1, 9010 Varna, Bulgaria
- 電話番号+359 700 18 355
- URLhttps://www.expressprint.bg/
