株式会社プロテク(大阪府大阪市)

課題
改善
出力幅の制限によって効率の悪い出力をしなければならない場合があった。非効率な面付は素材の無駄につながり、コスト的にも課題だった。
3.2m幅の出力が可能になったことで、大型のサインも出力後の加工幅まで含めて一括出力できるようになった。また出力スピードのアップで納期面での余裕も生まれた。

「時流」を読む力と独自の取り組みで新たな挑戦を


大阪ラボ所長/次長 西村 善勝さん

大阪ラボ所長/次長 西村 善勝さん

TS500P-3200 / Monti Mod.901-3600導入の決め手

  • 3.2mの幅広出力を安定的に稼動できる
  • 出力スピードの改善が魅力

プロカメラマン向けの現像所から
大判出力対応のラボへ


TS500P-3200

TS500P-3200

「プロテク」は、プロカメラマンの現像所からスタートした会社です。設立は昭和48(1973)年。当時、プロのカメラマンは「ポジ」の時代で、35mmをはじめ、4×5(シノゴ)やブローニーなどのポジフィルムの現像やデュープ(ポジの複製)、プリントなどが主な仕事でした。その後「平成」を迎え、時代は一気にデジタル化へと加速していきました。

当社も、「これからはデジタルカメラの時代になり、『現像』という仕事自体は減っていくだろう」と判断し、大判出力へと舵を切ったんです。

最初に導入したのは、米エンキャド社の水性プリンターです。25年くらい前でしょうか。その後、国内外の溶剤プリンターを導入しましたが、当時の溶剤系のマシンは匂いもきつく、体にもよくありませんでした。ヘッドが詰まることも頻繁にありましたしね。そんな時にMIMAKIのプリンターを代理店から薦められたんです。

最初に導入したのはJV3。1.3m幅のコンパクトな設計で価格も手頃だったので、「試しに入れてみようか」という気持ちでした。そうしたらメンテナンスも簡単で使い勝手がよく、「やっぱり国産はいいな」と。MIMAKIさんはサポート体制もしっかりしているので、その点から見ても「信頼できるメーカー」だと認識を新たにしました。


MIMAKIのマシン導入とともに
仕事の幅が広がっていく


大判出力を始めた当初は、まだ版下で制作しているところも多く、入稿した版下を一度スキャンして、それを下絵にうちがデジタルデータを作り上げる、なんてこともやっていました。今考えると信じられないですよね。言い換えれば、それだけデジタルへの参入が早かったんだと思います。その分、大変なこともありましたが、早いうちから社内にデジタルに対応できる人材が育ったと思いますし、先んじて様々なことに対応できたのではないかと思っています。

MIMAKIさんのプリンターも年々スペックが向上し、その都度、新たなマシンを導入させてもらっています。
5、6年前に記者会見用のバックボードが大流行したことがあるんですが、その時はJV34-260が活躍しました。布製のバックボードは取り扱いが簡単でコンパクトに収納できるため、今では企業だけなく行政や学校などでも使われるようになっています。

幅広の出力でも巻き取りが安定しているのもMIMAKIの良いところです。最適なテンションを保ちながら長尺の物もしっかり巻き取っていくので、安心して出力することができます。
また、無人での長時間出力が可能なのも嬉しいですね。夕方に手配しておけば、翌朝には出力が終わっています。当社の働き方改革に一役買ってくれていると思いますよ。


新たに導入したTS500Pで
さらに低コスト・短納期を実現


monti Mod.901-3600

monti Mod.901-3600

さらに昨年、TS500P-3200monti Mod.901-3600 (昇華転写プレス機)を導入したことによって、より業務効率を改善することができました。

例えば、これまで大判のソフトサインを出力する際、パイプに吊るすための袋縫製分の幅をデータの上部にとることができずに、別で出力することがありました。そうなると、出力時間も倍、使う布も倍、縫製の手間も倍と、非常に非効率だったわけです。布は無駄にする部分も多く、コスト的にも課題となっていました。それが、3.2mの出力幅が可能になったことで、袋縫製分をデータの上部につけても一度に出力できるようになり、時間もコストもカットできるようになりました。

また、出力スピードの速さも魅力ですね。最速で180㎡/hの速さには驚きました。お客様からの短納期への要望は年々厳しくなってきていますが、それに対応できるマシンだと思っています。


お客様のニーズを見極め
新たな自社商品を開発していく


最近、製薬会社や大学などから、従来はパネル出力で対応していた学会などの発表用のデータを、布に出力してほしいという依頼が増えてきています。パネルだとフレームがあるため郵送しないと運ぶことができませんが、布であれば折り畳んで自分で運ぶことができるというわけです。
日々仕事をしていく中で、このように「なるほど」と思うことがよくあります。固定観念に捉われずにお客様のニーズを見極め、うちだからできる提案も今後はしていきたいと考えています。

今年新たに展開しているのが、デコレーションタペストリー「デコタペ」です。タペストリーをただ出力するだけでなく、リボンやレースでデコレーションしたもので、七五三や成人式などの需要がある写真館や美容室への売り込みを始めています。これも、社内に縫製加工のスタッフがいるからこそ出てきたアイデアです。

これらをはじめ、布への出力の可能性は、大判の世界でも確実に高まっていると感じます。環境への配慮から、産業廃棄物にならない素材での出力も今後主流になっていくのではないでしょうか。
これからもMIMAKIのマシンをフル稼働させて、新しい時流を掴みたいと思っています。


「デコタペ」…タペストリーにリボン等を縫製

「デコタペ」…タペストリーにリボン等を縫製




株式会社プロテク


大阪ラボ所長/次長 西村 善勝さん

1973(昭和48)年設立。プロカメラマンの現像所から、時代を読み大判のデジタル出力へ舵を切った。
屋外、屋内のさまざまなサインを手掛けるほか、イベントブースの設計やオリジナル商品の開発など常に時代の先を見据えて展開している。

<導入製品>
昇華転写インクジェットプリンタ:TS500P-3200
昇華転写インクジェットプリンタ:JV34-260
昇華転写インクジェットプリンタ:JV300-160
昇華転写インクジェットプリンタ:TS300P-1800
スーパーワイドロール型昇華転写プレス機:Monti Mod.901-3600


企業・団体プロフィール

  • 名称株式会社プロテク
  • 業種デジタル出力・屋外看板(横断幕・懸垂幕・のぼり)・大型ディスプレイの製作・動画コンテンツ制作
  • 住所大阪府大阪市北区南森町2丁目3番20号
  • 電話番号06-6361-1061
  • URLhttp://www.kk-protech.jp

導入した製品

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