【展覧会】養老孟司と小檜山賢二「虫展」 においてミマキが独自のプリント技術で展示作品の制作協力を行いました。~大分県立美術館で8/25(日)まで開催

イベント

株式会社ミマキエンジニアリングは、2024年7月13日(土)から8月25日(日)の日程で大分県立美術館で開催中の【養老孟司と小檜山賢二「虫展」~みて、かんじて、そしてかんがえよう~】において、展示作品の制作協力を実施しました。

当社のフルカラー3Dプリンタ「3DUJシリーズ(3DUJ-553 / 3DUJ-2207)」と溶剤プリンタ「JV330シリーズ」で出力された展示作品が来場者をお迎えします。


展示内容① 虫の表面及び生態表現造形物
使用機種:フルカラー3Dプリンタ 3DUJシリーズ(3DUJ-553 / 3DUJ-2207)

虫の研究者のみが知る詳細な形態を、ミマキの3D表現技術で巧みに視覚再現。
専門家にしか見ることができなかった虫の生態をご覧いただけます。


昆虫の体の表面の一部を拡大した造形物。実物の数ミリメートルの範囲を地形のように高さを測定し3Dデータ化。拡大して細部の形状を3DUJシリーズで再現しました。


昆虫の巣を拡大の上、細部まで視覚再現した造形物で、落葉を集めて作られるもの(左)と小石を集めて作られるもの(右)。実物は数ミリと極めて小さなものを立体撮影し、3DUJシリーズで造形。通常観察が難しい巣の接地面も、拡大造形することで専門家が撮影したその葉脈や石の接合部などを肉眼で鑑賞することができます。


展示内容② 虫の拡大写真パネル
使用機種:溶剤プリンタ JV330シリーズ


ミマキプリンタの色の表現力で、様々な虫の色と形を大型パネルに再現。
当社の高発色の溶剤プリンタを用い、専門家が納得する写真の色を大型パネルに表現しました。


JV330シリーズで出力した昆虫の写真パネル(計20枚・左)。色を正確に伝えるため、色域が広い溶剤インクを使用。また深い色味をダイレクトに伝えるため、オーバーラミネート加工せずに当社の顧客先の看板製作職人がフィルムを直接パネルに貼り付けました(右)。


展示内容③ グラフィック壁紙
使用機種:溶剤プリンタ JV330シリーズ


全5種、合計約250平方メートルのグラフィック壁紙のプリントとラミネートを1週間で制作し美術館に納品。
直前まで色表現の議論が重ねられた専門家こだわりの高解像度グラフィックを超巨大壁紙に表現しました。


エントランスでお迎えする幅約9m、高さ約6mの壁紙。グンジョウムシ(左)とゾウムシ(右)。これらの昆虫の実物は5ミリメートル程度ですが、小檜山氏の高解像度撮影・合成技術、さらに当社プリンタの高解像度プリントにより昆虫の細部まではっきりと確認いただけます。


展示室出口のフロアグラフィック(ハムシ)と森の風景写真の壁紙。開催後3日間で約3000人の来場者を送った上に、毎日清掃をしてもグラフィックの劣化が全く見られないほどの耐久性です。




展覧会情報


名 称  養老孟司と小檜山賢二の「虫展」~みて、かんじて、そしてかんがえよう~
会 場  大分県立美術館1階 展示室A  〒870-0036 大分県大分市寿町2番1号
会 期  2024年7月13日(土)~8月25日(日)
時 間   10:00~19:00 ※金・土は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
観覧料  一般1,200円/大学・高校生1,000円/中学生以下は無料。 ※前売及び団体割引有り
お問合せ先  大分県立美術館 TEL 097-533-4500


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