カット中のシートズレを軽減するには?

  • 下記をご確認ください。(文中の写真はCG-FXⅡシリーズになります)

1. 「PINCH ROLLER SETTINGS」マークの下に、ピンチローラをセットしてください。




2. クランプの強/弱を、左右対称になるよう設定してください。
  2点押さえであれば2点とも「強」、3点以上で押さえる場合は両端を「強」、
  真ん中を「弱」にし、必ずクランプの圧力が左右対称になるよう設定してください。
  例えば3点押さえの場合、クランプを「強-弱-弱」のように左右非対称にすると、
  シートを押さえる圧力が不均一になるためシートズレの原因になります。




3. カット中にシートの端面が床に当たっていると、シートが蛇行していきます。
  床に当たらないようにしてください。


4. ロールシートが写真のようにタケノコ状になっていると、シートの右端と左端で搬送量が変わります。
  両端を平らに揃えて、再度シートセットし直してください。




5. グリットローラーにシートカットした際のカス等が詰まると蛇行する可能性があります。
  歯ブラシを使用して清掃してください。




6. ピンチローラーの状態を確認してください。
  (1)メディアカットした際のカス等が付着しているようでしたら、清掃してください。
  (2)磨耗しているようでしたら交換してください。




7. セットしたメディアの重さが影響している可能性があります。
  重量のあるシートや、幅広なシートをセットしている場合は、「シート設定」を
 「オモイ」にしてください。
  ※「オモイ」に設定すると、カットスピードは最高で20cm/sになります。

  シートセッテイの設定手順は、お使いの機種の取扱説明書をご参照ください。


8. 1~7を確認後、カットする前にシートフィードを実行してメディアズレが解消
  されているか確認してください。

  シートフィードの設定手順は、お使いの機種の取扱説明書をご参照ください。


9. カット動作中、ツールアップ(カッターホルダーが上がっている状態)して
  シートが前後動作する際に、メディアが滑っている可能性があります。
  その場合は「アップスピード」を設定し、速度調整してください。
  ※設定値をAUTOにした場合はTool条件で設定した速度がSPEED値になります。
  尚、AUTO設定時の最低速度は10cm/sとなります。
 
  アップスピードの設定手順は、お使いの機種の取扱説明書をご参照ください。


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