Eurotipo社、ミマキの最新技術で印刷業の可能性を拡げる

課題
改善
Eurotipo社は、常に進化し続ける市場の要求に対応し、設備と生産工程を可能な限り最新の状態に保つことを目的として、プロダクションプリンティング設備の拡張と強化を行ってきた。そのため彼らは、最高の印刷品質とスピードを提供する大判印刷システムを探していた。
JV330は高速で、柔軟性があり、生産性が高いので、導入してすぐに生産性と納期・作業時間の面で改善が見られた。また、それらの優れた性能のため、新たなアプリケーションの展開も可能にした。

導入した製品

Mimaki JV330-160

Mimaki JV330-160


イタリアのEurotipo社は、スーパーマーケットやその他の小売業者向けの看板、店舗装飾、店内掲示物など、ダイナミックで伸長著しいこの分野において、Mimakiの最新機種JV330-160を活用している。


ここ数十年の間に、買い物客の行動や期待の内容が進化し、オンライン・ショッピングが登場したことで、実店舗を持つ小売業者は、既存の店舗を革新し、真新しい店頭に刷新する必要に迫られている。先進的なプリント技術は、優れた店舗デザインや内装を創造し、それらを簡単、迅速かつ低コストで変更・維持更新できる重要な要因となっている。特に大判デジタル印刷は、小売りチェーン、流通業者、ブランドオーナーのイメージ、マーケティング、コミュニケーション戦略の進化を加速させてきた。

小売業向けの印刷ソリューションを提供するスペシャリストであるイタリアのEurotipo社は、過去10年間、その進化の最前線に立ってきた。2年ごとに生産設備をアップグレードする方針で、同社はミマキの技術を使用するデジタル印刷のスペシャリストに成長し、COOP LiguriaやCOOP Lombardiaなど、イタリアで最も有名な小売業者にサービスを提供している。


鮮魚店のサイン

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精肉店のサイン

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デジタル化の道のり


1976年にヴァド・リグレ(リグーリア州)に設立されたEurotipo社は、伝統的な印刷業者および孔版印刷業者としてスタートし、やがて2000年代初頭にデジタル印刷を採用した。

Eurotipo社のオーナー、ダニエル・ バレンテ氏は言う。「会社として、私たちは常に市場の進化についていくことに注力してきました。2000年代初頭、私たちは複雑な市場のダイナミズムに直面し、生き残るためには事業を完全に変革する必要があると考えました。デジタル印刷技術は、小売業とその将来の新たな成長機会を活用するために必須の技術でした」

Eurotipo社がデジタル印刷技術への投資を決めたとき、同社はミマキとイタリアにおけるミマキの輸入総代理店であるBompan社にコンタクトし、リグーリア地方のBompan社ディーラーであるCamatech社を通じてJV300-160印刷システムを購入した。ミマキプリンタはすぐに彼らの期待どおりに、ロール状の印刷ラベルや、さまざまな素材やサイズを使用したステッカー、ポスターや看板に至るまで、幅広いアプリケーションを効率的に生産できるようになった。その結果、製品ラインナップを多様化し、新しい市場に対応できる生産体制になった。

「優れた品質と極めて高い生産効率を達成できただけでなく、MimakiとBompanに信頼できる効果的な協力関係を見出すことができました。そして、私たちはビジネスをさらに拡大する計画を立て始めました」とValente氏は説明する。

その後、同社はミマキの最新技術に投資し、現在ではJFX200-2513とJFX500-2131フラットベッドインクジェットプリンタ、UV LEDプリント&カットシステムUCJV300、エコソルベントプリント&カットシステムCJV300-160、そして最新のエコソルベントインクジェットプリンタJV330-160を含む6台のミマキプリンタを使用している。

「印刷業界は競争が激しく、立ち止まることはできません。だからこそ私たちは、常に進化し続ける市場の要求に対応し、設備と生産工程を可能な限り最新の状態に保つことを目的として、プロダクションプリンティング設備の拡張と強化を行ってきました。また、ミマキをメインプロバイダーとすることで、それぞれの具体的な生産要件に最適なソリューションを常に見つけることができました」


Mimaki JFX500-2131

Mimaki JFX500-2131


広がる可能性


直近では、Eurotipo社は、最高の印刷品質とスピードを提供する大判印刷システムを探していた。さまざまな選択肢を検討した結果、同社はミマキJV330-160エコソルベントインクジェットプリンタが最適なソリューションであることを見極めた。JV330-160は2022年12月に導入され、以来フル稼働している。「高速で、柔軟性があり、生産性が高いので、導入してすぐに、生産性と納期・作業時間の面で改善が見られました。また、それらの優れた性能のため、新たなアプリケーションの展開も可能にしました」

Eurotipo社はJV330-160を使用して、スーパーマーケット、専門店、その他の小売店向けに、店舗内外装、ポスター、高品質のステッカー、ウィンドウディスプレイ、その他あらゆる装飾を提供している。さらに、この新しいプリンタの品質のおかげで、同社は香水店やブティック、レストランなどの新規市場にも進出している。

「JV330-160は私たちにとって完璧な選択でした。JV330-160は非常に効率的で生産性が高く、使いやすいので、全体的な生産時間を短縮することができます。同様に、優れた品質により、さまざまな市場で新たなビジネスチャンスが生まれ、会社の現在と将来の成長に役立っています」とダニエル・バレンテ氏は語る。

同氏によれば、探求すべき付加価値はもっとあるという。Eurotipo社のミマキプリンタは、パッド印刷やデジタル刺繍など、他の彼らの既存技術とうまくマッチしている。「我々は常に先進的な最先端技術に焦点を当ててきましたが、今ではそれらを組み合わせることで、さまざまな市場に対応するさまざまな用途で優れた結果を達成できるようになりました」


企業・団体プロフィール

  • 名称Eurotipo S.R.L
  • 業種オフセット印刷、パッケージ製作
  • 住所Via dell’Agricoltura, 5,37066 Sommacampagna,Verona, Italy
  • 電話番号+39 045 8961608
  • URLhttps://www.eurotipo.it/

導入した製品

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