特にサイズが様々な、楕円のカットには威力を発揮。
■渡辺硝子加工(株)
導入システム:CF-2025G/2台、CG-101/1台、CG-130LX/1台
担当:本間氏
【導入目的】
■サンドブラスト用マスキングシートのカット
既に縦型のカッティングプロッタは導入しており、マスキング用途で使っていたが、サイズが大きいものになると、作業性が非常に悪い。
リタック紙に取って、硝子に貼りなおす手間を考えると、リタック紙そのものを硝子に貼ってそれをカットしたほうが効率がいい。
■硝子の異形切断
可能であれば、硝子そのものをカットしたい。
長方形・円などは自動機もあるが、鏡に使う楕円などは、サイズもまちまちで、型を作ってそれに併せてカットしなくてはならない。
●硝子(鏡)を円形カット
その後マスキングシート(白・黄色)を貼って、カッティングマスキングシートをカット
●カット後、シートをはがして。(拡大)
この後、サンドブラストの工程に合いります。
このデータは簡単な為、縦型のカッティングプロッタでカット後貼り付けてもいいですが、位置合わせ等が大変な為、カットの原点に併せて、円形の硝子を置いて、カットしたほうが、効率的な作業ができます
●従来の手加工による、硝子カット。
長方形・円形等を除く、加工は、全て型を用意して手加工が必要。
■CF-2025Gによる機械カット
特にサイズが様々な、楕円のカットには威力を発揮。CAD入力→CF-2025Gで即カット。このカットは、業界用語で“乳を入れる”と表現されます。楕円に割り外す為のベースラインを入れると言う事になります。この手法で、厚さ10mmまでの硝子をカットされています。熟練度を必要とせず、思いの形状にカットできることから、1号機を導入後、1年半で、硝子カット専用にと2号機を導入されました。