株式会社ショーワ(鹿児島県鹿児島市):UCJV300-130

課題
改善
工事用看板や安全標識の製作がメイン。これらの納期は2~3日と短く、溶剤インクを用いた印刷では乾燥に24時間以上置く必要がありお客様を待たせてしまうことがあった。
UVプリンタUCJV300-130はインクの乾燥時間が不要。出力後すぐに工事用看板に貼ることができ、作業効率が改善。カッティング機能も活用しており、工事現場で使うシールなどを製作する際、小ロット対応が可能でコスト削減にも一役買っている。

工事用看板で活用
視認性・耐候性も満足


同社製作の下野健司氏

同社製作の下野健司氏

UCJV300-130導入の決め手

  • 優れた耐候性・耐擦過性に満足
  • イラストや写真の表現もきれいに
  • 速乾でスピード納品可能に

カッティングプロッタからIJPに


使用しているカッティングプロッタ「CG-60ST」

使用しているカッティングプロッタ「CG-60ST」

(株)ショーワは、安全用品などを販売・レンタルしており、不動産看板や店舗看板の製作やサイン工事を行っている。安全用品とは工事現場などで使用するコーンやフェンス、バリケードなどで、建設作業や土木作業の現場にはなくてはならない資材。こういった現場作業で必要となる資材の一つに「工場用看板」や「安全標識」があり、これらに場所や日程、建設会社の名前などを表示する。同社では、表示部分にインクジェットプリンタ(IJP)「UCJV300-130」を活用しており、プリントされた看板は、主に離島も含む鹿児島全域に設置されている。

同社では以前から、工事看板や黒板に取り付けるマグネットをミマキエンジニアリングのカッティングプロッタ「CG-60ST」で作成してきた。製作では、カッティングしたシートを看板や黒板に貼りこむ作業がある。文字はカットし、周囲を取り除くカス取りを行い、数人がかりで貼り合わせる。これは負担が大きく、人手も時間も取られる内容だった。


ご当地キャラなど工事看板へのイラスト掲載が増えていた

ご当地キャラなど工事看板へのイラスト掲載が増えていた

また、溶剤系IJP「JV33-130」をこれまでも稼働させてきた。これは工事用の仮設看板や標識に「イラストをつけてほしい」という顧客からの依頼が増えていたことを受けたもの。カッティングプロッタに比べ貼り合わせ作業が非常に短縮された。

担当する同社製作の下野健司氏は「貼り合わせが必要な看板の依頼は多く、この作業は膨大になり、カッティングプロッタだけでは限界がきていました」と振り返る。IJPであれば、カラープリントしたメディアを看板などに貼るだけで、数人がかりだった作業は、担当者一人でも可能になり、作業量は10分の1程度にまで減少した。


「JV33-130」による出力物は視認性がよく、工事用看板や安全標識には最適。耐候性もあり、最大で2年も日光や風雨にさらされる工事看板でも視認性が落ちることはなく、満足のいく性能だった。


このような工事看板が同社で多く製作されている

このような工事看板が同社で多く製作されている


「UCJV300-130」の導入


UVインクはプリントした部分の耐擦過性に優れており、傷になりづらい。一方、他のインクの場合は、耐擦過性に不安があったという。
さらに、耐候性も必要と感じていた。掲示期間は短いもので1カ月、長いものでは2年以上も屋外にさらされる。これに耐えるインクという点でもUVは適していた。

稼働させてすぐの印象は「出力してすぐ貼れる」。インクの乾きが早く、「出力後、すぐに爪を立てても問題ない」。傷つきや割れが発生し難く、作業効率が良くなったという。溶剤の場合は最低でも1時間(メーカー推奨で1日)置かなければならなかった。

またメディアにダメージが少なく、コシが残るため施工時に貼りやすく、剥がしやすい。メディアは、塩ビ、透明フィルム、再帰反射シートなどを使うが「出力できないものはなかった」という。色は混色のにじみがなく、くっきりと出るという。


「UCJV300-130」は同社では2台目となるIJP

「UCJV300-130」は同社では2台目となるIJP


このような作業台で貼り合わせを行うが、UVプリンタの場合はコシがあり扱いやすいという

このような作業台で貼り合わせを行うが、UVプリンタの場合はコシがあり扱いやすいという


風合いとカット性能


溶剤機から移行し、当然、溶剤との風合いの違いがあったが、その違いは好印象なものであった。中間色の発色が鮮やかで、イラストや写真画質のプリントが以前に比べてきれいになった。特に赤の発色がよく、以前より明るい色合いになった。

導入後は、初日から稼働でき、操作もわかりやすく「従来機に比べ、ソフトの進化を感じた」と下野氏。

同社で作る工事用看板の納期は、平均で発注から2~3日と手離れのいい仕事が多い。台風や洪水、土砂崩れなどの災害が起こった際は、「迂回路看板」など緊急を要する看板もある。溶剤インクは、乾燥するまで24時間以上置く必要があり「半日待ってほしい」と得意先にお願いするケースがあった。これがUV機の導入で乾燥時間の短縮ができ、営業マンも「ウチなら待たせませんよ」がセールストークの一つになっている。


「ソフトの進化を感じた」という下野氏

「ソフトの進化を感じた」という下野氏


工事用看板は発注から2~3日で納品することが多い

工事用看板は発注から2~3日で納品することが多い


カッティング機能も活用している。工事現場では、新人にルールや危険箇所を説明した証明である「新規入場者教育終了証」をシールにしてヘルメットに貼り付けなければならないケースがあるが、このシールを「UCJV300-130」で、プリントしてカットしている。
このシール、数十枚という少ない単位で建築会社や現場の名前を入れてプリントしなければならないため、版が必要な印刷機を使っていてはコストがかかり過ぎるため、IJPでのプリントが最適だ。

また、工事現場の記録用写真を撮るときに、場所や日付を入れる「ビューボード(黒板)」でも、現場名や会社名を黒板にプリントし貼り付けている。従来はカッティングや手書きで行っていたが、出力から貼り合わせで、短時間できれいに作成できるようになった。このほか、文字やロゴをカットして貼る場合もある。


「ビューボード」ではカッティングしたシートを貼り付ける

「ビューボード」ではカッティングしたシートを貼り付ける


現在、稼働時間は1日6~7時間、1日30~50mは出力しほぼフル稼働。もちろんメインは工事看板だが、徐々に商業用の看板の仕事も増えてきており、この分野でも今後は受注を増やしていく。




<導入製品>
プリント&カット対応UVインクジェットプリンタ:UCJV300-130


企業・団体プロフィール

  • 名称株式会社ショーワ
  • 業種安全用品等の販売・レンタル・リース、工事看板や各種印刷物の製作販売、フロアコーティング事業、介護用品事業など
  • 住所鹿児島県鹿児島市中山町5276-14
  • 電話番号099-296-1234
  • URLhttp://k-showa.net/

導入した製品

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