【印刷“も”できる印刷会社になろう】 UV硬化インクジェットプリンタで クライアントに対する提案力を強化。
■昭栄印刷株式会社(新潟県新発田市)
(業種:印刷物全般、企画・デザイン)
導入機器:JFX-1631
代表取締役社長 坂井 雅之 様
【御社のお仕事の内容をお聞かせください】
創業時(1957年)の活版印刷による伝票印刷の仕事に始まり、今ではCTPを取り入れたオフセット印刷を行っています。具体的には、広報誌、タウン誌、フリーペーパーなどの定期刊行物が全体の7割を占めています。日進月歩で進化する印刷技術の先端に立ち、ノウハウを磨き続けることでお客様のニーズにお応えしていくことを行動指針としており、スピード、クオリティともにご満足いただける仕事を心がけています。
写真:昭栄印刷外観
【JFX-1631を導入する前のお仕事の課題は何でしたか?】
印刷でも何でも、ビジネスにはある一定の期限があると考えています。今、当社の屋台骨となっている出版の仕事もやはり例外ではなく、近頃では印刷需要そのものが減少傾向にあり、価格競争も激化するなど収益環境は年々厳しくなっています。5年後10年後の昭栄印刷のあり方を考えたとき、やはり“次なる一手”に取り組む必要があるとの思いに至りました。
企業様のカタログ印刷の仕事をお受けすることもあるのですが、クライアント様から原稿データを受け取り、それをただ印刷するたけではダメだと感じるようになったのです。カタログの場合、その商品を“売りたい”という強い想いが印刷物に宿っています。お客様の目的は、印刷を早く、安く納品してもらうことではなく、“その商品を買ってもらうこと”なのです。であるならば、カタログ印刷という仕事だけで終わるのではなく、その商品に関するPOP、ノベルティなどセールスプロモーションに関する仕事をワンストップで引き受けられないかと考えるようになりました。
写真:雑誌の梱包箱を陳列ラックとして活用できるよう加工。プリントにはJFX-1631を活用。
【JFX-1631を導入した決め手は何でしたか?】
「色々なものにダイレクト印刷できる」というUV硬化インクジェットプリンタの特長は、私が考えるワンストップビジネスに必要な要素でした。中でもJFX-1631は、その画質の高さに驚かされました。他のUVプリンタも導入候補にあったのですが、JFX-1631を導入した決め手は画質です。目の肥えたオフセット印刷の現場社員が、何度もプリントサンプルを比較しましたが、最終的に選ばれたのがJFX-1631だったのです。
【JFX-1631を導入した前後で、御社に変化はありましたでしょうか?】
私は社員に「印刷“も”できる印刷会社になろう」と語りかけています。
- お客様のニーズを感じ取れる、聞き出せる
- そのニーズに基づいた企画ができる
- その企画をプレゼンし、提案できる
JFX-1631という新しいハードを導入したことをきっかけに、ソフト面(人材面)が一層活気づいてきました。当社では定期的に社内でチーム毎に分かれてプレゼンを行い、JFX-1631を活用した提案をシミュレーションしています。良い点・悪い点を社員同士でアドバイスし、その後実際にお客様に提案しています。
写真:ノベルティ製作
その結果JFX-1631を用いたオリジナル製品は非常に好評で、サインボード等の大型製作物からノベルティやネームプレートなどの小物、さらにはカッティングマシンと組み合わせたラック、什器などもご発注いただいております。
いわゆる印刷物だけではなく、トータル提案によるワンストップビジネスを可能にするマシンとして、JFX-1631に社員みんなが大きな期待を寄せています。
【昭栄印刷様のここがスゴイ!】
CTP、オフセット印刷、そして製本。出版に関する全ての工程をワンストップで引き受けることで、最高のスピードとクオリティを低コストで提供し、顧客の受注と信頼を勝ち取ってきた同社。坂井社長が次に見据えるのは、印刷・製本という仕事の枠組みを超えたワンストップサービス。
・ お客様の真の目的は何なのか?
・ その目的を達成するための印刷物、製作物は何なのか?
これを具現化して提案するためのアイデアを社員の皆様で考え、そのアイデアをカタチにするという大切な役割をJFX-1631が担っていきます。
企業・団体プロフィール
- 名称昭栄印刷株式会社
- 業種印刷物全般、企画・デザイン
- 住所〒959-2415 新潟県新発田市住田97
- 電話番号TEL:0254-39-6000 (代表) / FAX:0254-39-6003
- URLhttp://www.shoei-p.jp/index.php